テレビ愛知がデジタルアートカンパニー「株式会社一旗」に出資！浮世絵展の国内外展開など新たなコンテンツ開発へ

テレビ愛知、「株式会社一旗」に出資しデジタルアート分野で連携強化

テレビ愛知株式会社は、デジタルアートカンパニー「株式会社一旗」に対して第三者割当増資を実施し、資本参加することを発表しました。これにより、テレビ愛知は一旗の発行済み株式総数の4.9%を保有することになります。

両社はこれまでにも、2023年夏に「空間体感！動き出す浮世絵展 NAGOYA」を共同で企画制作するなど、デジタルアート分野で連携してきました。この展覧会は、世界的な浮世絵師の作品300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使した立体的な映像空間で、浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアムとして展開され、8万人を超える来場者を集めました。

今回の出資を機に、両社の連携はさらに深化し、デジタルアート分野での新たな取り組みが期待されます。具体的には、「動き出す浮世絵展」の国内・海外展開や、新たなデジタルコンテンツ開発などが挙げられています。

両社の強みを活かした連携でデジタルアート分野を牽引

テレビ愛知は、長年培ってきた放送・配信事業、イベント企画などのノウハウを持ち、地域に根ざした情報発信力に強みを持っています。一方、株式会社一旗は、プロジェクションマッピングやイマーシブミュージアムなどのプロデュース力、コンテンツ制作力に強みを持つデジタルクリエイティブカンパニーです。

両社の強みを掛け合わせることで、デジタルアート分野において、斬新なコンテンツやサービスを生み出していくことが期待されます。特に、「動き出す浮世絵展」は、海外でも高い評価を受けており、今回の連携によって、さらなる海外展開が加速すると予想されます。