レグミンが資金調達を実施
自律走行型農薬散布ロボットを開発している株式会社レグミンが、先日、総額2.0億円の資金調達を完了しました。この資金は、第三者割当増資、クラウドファンディング「FUNDINNO」からの新株予約権発行、さらには金融機関からの融資を組み合わせたものです。
この調達により、レグミンの累計調達額は9.3億円に達しました。
農業界の課題とレグミンの挑戦
日本の農業は深刻な人手不足と高齢化が進んでいます。これに伴い、農薬散布の効率化と安全性確保が急務な課題として浮上しています。レグミンは「農業界に安定した労働力を提供する」という理念のもと、自律走行型農薬散布ロボットの開発を行っています。さらに、このロボットを活用した農薬散布代行(BPO)サービスも提供し、農業の持続可能性を向上させる取り組みを行っています。
2024年度には埼玉県深谷市を中心に172ヘクタールの農薬散布を実施し、2025年からはフランチャイズ事業も開始。これにより、レグミンはさらなる成長を目指しています。
具体的な資金調達内容
今回の資金調達は、金融機関や投資家からの支援を受けたもので、以下の内容が含まれています:
- - 調達金額:総額2.0億円(融資を含む)
- - 種類:第三者割当増資、クラウドファンディングによる新株予約権発行、融資。
- - 参加機関:一般社団法人AgVenture Lab、埼玉県渋沢MIXイノベーション創出支援ファンドなど。
調達資金の利用計画
調達した資金は、次のように活用します:
- - ロボットの量産体制の強化:量産モデルの改良と製造体制の改善
- - 全国的なサービスエリア拡大:農薬散布BPOサービスのフランチャイズ展開を加速。
代表のコメント
レグミンの代表取締役、野毛慶弘さんは、新しい資金調達に関して次のようにコメントしました。「ご支援いただいた投資家および金融機関の皆様に心より感謝申し上げます。私たちは埼玉県深谷市に拠点を置き、農家の課題解決に向けた技術開発とサービス提供を行っています。今回の調達を契機に、より多くの農業生産者が高品質で持続可能な農業を実践できる未来を創造していきます。」
会社概要
- - 会社名:株式会社レグミン
- - 本社所在地:埼玉県深谷市
- - 設立:2018年5月
- - 代表者:野毛慶弘、成勢卓裕
- - 事業内容:農作業ロボット・IoTデバイスの研究開発、農作業の受託サービス、ロボット・システムの受託開発
- - 公式ウェブサイト:www.legmin.co.jp
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、株式会社レグミンの広報担当まで。メールアドレスは
[email protected]です。