国立研究開発法人産業技術総合研究所が推進する、若手研究者育成事業「覚醒プロジェクト」の2024年度採択者が決定しました。株式会社角川アスキー総合研究所が業務実施機関として事業を推進し、4つの研究領域(AI、生命工学、材料・化学、量子)から24件の独創的な研究テーマが選ばれました。
採択された研究テーマは、AI分野では、社会知能の向上や新たな人工知能アルゴリズムの開発、生命工学分野では、遺伝子編集技術やバイオマテリアルの研究、材料・化学分野では、次世代エネルギー材料や環境負荷低減技術の開発、量子分野では、量子コンピューティングや量子通信技術の研究など、社会課題解決に貢献する可能性を秘めた革新的な内容です。
「覚醒プロジェクト」は、若手研究者に研究資金や最先端研究設備の無償利用を提供するだけでなく、プロジェクトマネージャー(PM)やスーパーバイザー(SV)による伴走支援、研究者ネットワークの構築支援など、多角的なサポート体制で研究を後押しします。
採択された研究者たちは、PM・SVからの指導やアドバイスを受けながら、独自の研究を深め、社会実装を目指します。
本事業は、将来の日本の科学技術発展を担う若手人材の育成に貢献するだけでなく、ディープテック分野の研究開発を加速させ、社会課題解決に向けた取り組みを強化する重要な役割を担います。
「覚醒プロジェクト」の詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
角川アスキー総合研究所について
角川アスキー総合研究所は、メディア運営やコンテンツ制作で培ったノウハウを活かし、調査、コンサルティング、マーケティング、ビジネスソリューション、出版、教育支援など幅広い事業を展開しています。コンテンツ力、メディア力、リサーチ力を総合的に活用し、顧客の課題解決に取り組んでいます。