世界最大級の自転車映画祭が横浜に登場
世界中で注目を集めている自転車カルチャーの祭典、「BICYCLE FILM FESTIVAL(BFF)が、2025年11月22日(土)と23日(日)の2日間、横浜市で開催されます。このイベントは、横浜を含む108都市で100万人以上が体験してきた自転車をテーマにした映画祭です。今年は創立25周年を迎え、特別企画として横浜を含めた4都市を巡る「BFF JAPAN TOUR 2025」が設けられています。
BFF YOKOHAMAに期待される内容
特に注目なのは、「BFF YOKOHAMA」と名付けられた横浜での開催プログラムです。ここでは映画上映はもちろん、ライドイベントやトークセッション、マルシェ、キッズ向けのワークショップなど、多彩なアクティビティが用意されており、訪れる人々は「走る」「観る」「語る」「つながる」を体験しながら自転車を通した都市の未来の可能性を感じられます。
映画上映プログラム
上映作品は、世界中のフィルムメーカーから寄せられたドキュメンタリーやアニメーション、数百本の中短長編映画の中から優れた作品を厳選して上映します。全作品には日本語字幕が付いており、英語以外の作品にはさらに英語字幕もついています。特に注目のプログラムには、アムステルダムの女性移民が自転車を通じて教える様子や、パレスチナの厳しい環境で走るサイクリストの日常が描かれており、自転車をとおして人と街の美しい関係を映し出します。
マルシェとライドイベント
マルシェでは、自転車カルチャーを支えるさまざまなブランドが集結し、カーゴバイクの花屋やクラフトコーラ、ヴィーガンフードなど、ローカルな文化が楽しめるブースも出店します。開催日は11月22日と23日の11:00から17:00までです。
また、BFF YOKOHAMAの関連イベントとして、「横浜オリジナルのサイクルガイドツアー」が行われます。参加者は、自分の自転車または折りたたみ自転車Bromptonを使って、ゆったりと横浜の街を巡る機会があります。やさしいスピードで街の魅力を楽しみながら、映画上映への道のりを満喫できる趣向です。
トークセッション
11月22日には、BFF創設者のブレント・バーバー氏によるトークセッションが開催され、「BFF25周年の歴史」と「ニューヨークにおける自転車文化の変遷」をテーマに、彼の経験や思いを語ります。さらに、11月23日には、カーゴバイクが広げる新たなライフスタイルに関する基調講演とディスカッションも予定されており、都市デザインから実践利用に至るまで、幅広い視点からカーゴバイクの可能性を掘り下げます。
キッズ・ワークショップと特別巡回コース
子供向けには、デンマーク発の「じてんしゃゲーム」を使ったワークショップが行われ、バランス感覚や協調性を育てる体験が用意されています。さらに、BFF期間中の特別ルートでは、クラフトビール文化を楽しみながら街を巡る「ビアバイク」のコースも用意されています。
これら多彩なプログラムを通じて、参加者に自転車を通じた新たな発見と都市生活の未来を体感してもらうことを目的としています。
まとめ
BICYCLE FILM FESTIVALは、単に映画を上映するだけでなく、より深い文化交流の場を提供することを目指しています。このイベントは自転車好きだけでなく、都市文化やサステナビリティに関心のある全ての方に楽しんでいただける内容となっています。ぜひ、この特別な機会に横浜で自転車文化の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。詳細な情報やチケットの購入は、公式ウェブサイトでご確認ください。