代ゼミが新サービス「クイックティーチャー」を2026年導入
代々木ゼミナールが、2026年度の新学期から株式会社Eddのリアルタイム個別指導サービス「クイックティーチャー」を導入することが発表されました。この新サービスは、24時間365日体制で全科目に対応し、生徒の疑問を即座に解消することを目的としています。
導入の背景
代々木ゼミナール(通称:代ゼミ)は、これまで映像授業やICTを活用した学習の提供を行ってきましたが、自学自習の際に生じる疑問をその場で解決するニーズに応えるための限界に直面していました。学習の継続性や生徒のモチベーションを維持するために、何らかの新たなシステムが必要とされていました。
「クイックティーチャー」は、このような課題を解決するために開発されました。生徒が「わからない」と感じた瞬間に質問できる環境を整え、授業と自習を完全に結びつけることで、より質の高い学びを実現します。このサービスの導入により、代ゼミは生徒一人一人の学力向上をサポートし、その可能性を最大限に引き出すことを目指しています。
クイックティーチャーの概要
サービスの特徴
「クイックティーチャー」は、以下の特徴を持ったサービスです:
- - 24時間対応: 生徒が疑問を抱いた瞬間に、いつでも指導を受けることが可能。
- - 全科目対応: 国語、数学、英語、理科、社会など、幅広い教科にわたる質問に対応。
- - 個別のフィードバック: 英語のライティングや小論文に対する添削や学習相談も行い、入試に直結する力を育成します。
- - 学習計画の立案支援: 自信がないと感じる学生に対して、適切な相談とサポートを提供。
このシステムは、生徒がその時知りたい情報に迅速にアクセスできるため、学ぶ意欲がぐんと向上します。ICTを活用した新たな学習体験を通じて、生徒の学力向上をさらに推進することが期待されています。
圧倒的なマッチングと解説の質
「クイックティーチャー」は、オンライン教育の新たな形を提示します。生徒が質問をした際に、「目の前にいる先生に質問する感覚」を提供し、迅速なマッチングと高品質な回答を実現することに力を入れています。運営チームは常にモニタリングを行い、リアルタイムでのフィードバックを可能にします。
高い採用基準を満たした認定講師、東大や京大、医学部出身の350人以上が在籍し、質の高い解説を提供しています。また、これまで5万件以上の指導実績があり、AIを活用した対応も含めると、15万件以上の疑問を解決してきた実績があります。
生徒からの期待
生徒たちからは、新サービスに対する期待の声が寄せられています。「わからないことがすぐに解決できるのは大きな安心感につながる」との意見や、「学ぶ機会が格段に増えるのが嬉しい」といった感想が多く見受けられます。特に、疑問を持つ時間を省くことで、学習の効率が大幅に向上すると期待されています。
両社からのコメント
株式会社Eddの代表取締役、釣田亮氏は「すべての子どもに、自分だけの先生を。学びを諦める瞬間をなくし、一人ひとりが未来を切り拓く力を育む」というミッションに基づき、このサービスを展開します。代ゼミに導入できることは大変光栄だと述べています。
一方、代々木ゼミナールの副理事長、高宮敏郎氏も「クイックティーチャーの導入によって、生徒が自ら学び続ける力を育む環境が整うことが期待されています。授業外での学びもサポートする存在として、これからの教育を見守りたい」とコメントしています。
まとめ
「クイックティーチャー」は、学習塾や社会人スクールなど幅広く活用されており、学生が日常的に抱える疑問を迅速に解決する手段としての役割を果たします。これからの教育現場において、生徒の学力向上と志望校合格を強力に支援する新しい形が期待されています。