子どもたちの笑顔を守る!「こどもごちめし」プロジェクトの取り組み
福岡市に本拠を置くNPO法人Kids Future Passport(KFP)は、子どもたちが安心して毎日ご飯を食べられる社会の実現を目指しています。この取り組みの一環である「こどもごちめし」プロジェクトは、地域の飲食店と協力して、経済的に困窮している子どもたちに栄養満点な食事を提供するという新たな支援の形を創出しています。
1. April Dreamに賛同した背景
KFPは、毎年4月1日に夢を発信する「April Dream」に賛同しています。この日を通して、子どもたちが笑顔で成長できる環境作りの重要性を伝えています。日本では、17歳以下の子どもたちのうち、なんと7人に1人が相対的貧困に苦しんでいるという現実があります。特に、地方だけでなく首都圏の中心部でも「隠れ貧困」と呼ばれる問題が深刻化しています。
こうした背景を受け、KFPでは子どもたちが満足に食事を摂れない状況を改善するため、企業や個人から寄付金を募る活動を展開しています。その資金をもとに、地域の飲食店や人気飲食チェーンを通じて食事を提供し、累計提供食数は2024年12月末時点で160,078食に達しました。
2. KFPの会長今井了介の想い
KFPの会長である今井了介氏は、「現在の大人が支援できるのは、まさに今のこどもたち」と強調します。未来を背負う子どもたちに、より良い社会を引き継ぎたいという思いから始まったこのプロジェクト。彼は「こどもごちめし」を通じて、子どもたちが未来を意識するきっかけを作ることを願っています。
今井氏のメッセージには、「社会の未来につながる事業が、子供たちの憧れの職業やなりたい職業になりますように」という熱い思いが込められています。KFPは、この活動が次世代の子どもたちにとっての希望となるよう、取り組みを続けていく所存です。
3. 「こどもごちめし」の具体的な取り組み
「こどもごちめし」は、2023年7月にスタートした活動で、このプロジェクトでは、地域に密着した支援が行われています。従来のこども食堂はボランティアの力で運営されていることが多く、安定的に運営するための資金や人材の不足が課題とされています。そこでKFPは、IT技術を駆使した「こども食堂のDX化」を図り、持続可能な取り組みを実現しました。
子どもたちに提供される食事は、栄養価が高く、家庭で作ることが難しい食材を使用したものばかりです。このようにKFPは、身体的なおよび精神的な幸福を実現することを目指しています。
4. 継続的な支援のお願い
KFPは、子どもたちの笑顔と地域の飲食業界を活性化するため、今後もこのプロジェクトを続けていく意向を示しています。永続的な支援のために、寄付の受け付けも行っており、寄付金が子どもたちの未来を照らす光となることを願っています。
詳細な支援に関する情報は、KFPの公式ウェブサイトを通じて確認できます。ご関心のある方は是非、寄付ページをご覧ください。
寄付ページはこちら
5. KFPの概要
・所在地:福岡県福岡市博多区千代1-20-31福岡県千代合同庁舎6階 オフィス4
・設立日:2023年6月2日
・会長:今井了介
・事業内容:地域こども支援事業「こどもごちめし」
・ホームページ:
KFP公式サイト
KFPは「April Dream」においても、夢を叶えるための一環として、地域社会に根ざした支援を行っています。これからもすべての子どもたちが笑顔でご飯を食べられる社会を目指し、持続的な活動を続けていきます。