アミフィアブルが新たに資金調達を実施
アミフィアブル株式会社(東京都目黒区、代表取締役:河村隆一)が、テスト自動化プラットフォーム「Esplat」の市場展開を加速させるために、シリーズCラウンドで総額4.8億円を調達しました。この資金調達は、SBIインベストメント株式会社やみずほキャピタル株式会社を引受け先とした第三者割当増資、さらに銀行融資も含まれています。これにより、アミフィアブルの累計調達額は11.0億円に達します。
資金調達の背景
アミフィアブルは、AIを搭載したテスト工程自動化プラットフォーム「Esplat」の開発と運営を行っています。昨年の実績として、大手顧客を多数獲得し、Esplat関連の売上は前期比で2.5倍に急成長しています。2025年8月には製品名を「MLET.II」から「Esplat」に変更し、UI/UXを大幅に改善、より幅広いユーザーへのアプローチを開始しました。
今回の資金調達によって、今後はEsplatの機能向上や開発品質の強化に注力し、エンジニアやコンサルタントの採用に取り組む予定です。加えて、積極的な営業活動も行い、2025年10月には営業専門の組織を立ち上げ、新しい顧客の開拓に向けて動き出します。
Esplatの特長
「Esplat」は、テストケース生成から結果検証までを自動で行うソフトウェアテスト向けAIプラットフォームです。このプラットフォームは、多様なニーズに応えるために、特許(特許第6902814号)を取得し、他社の追随を許さない技術力を誇ります。2025年8月には、UI/UXを見直し、操作性を向上させました。また、既存機能の標準化も行い、さらにエンタープライズ向けに最適化した仕様にして進化を続けています。
提供するサービス
アミフィアブルのサービスには、テスト自動化に伴う品質維持と工数削減のためのコンサルティングが含まれます。特に、QAチームの立ち上げやテスト推進のPMO、業務の標準化支援など、総合的なサポートを提供しています。また、自社のテストアウトソーシングサービスにおいては、コスト削減率を保証し、固定料金で受注していますので、クライアントは安定したコスト管理が可能になります。
投資家の声
この資金調達に至った背景には、アミフィアブルのテスト自動化プラットフォームが市場で求められていることが挙げられます。SBIインベストメント株式会社の丸山氏やみずほキャピタル株式会社代表の半田氏は、アミフィアブルが提案する新たな品質管理手法が業界において重要な役割を果たすと期待を寄せています。
今後の展望
アミフィアブルは、今後も「Esplat」を通じて、品質と生産性の両立を実現するソリューションを提供し続けると共に、積極的な人材採用と製品の市場展開に注力していく方針です。顧客のニーズに応え続けるため、信頼性のある体制を築き、ソフトウェア開発における新たな価値を創り出していきます。
詳細情報は、
アミフィアブル公式サイトをご覧ください。