「佐渡島の金山」世界文化遺産登録記念・作陶展(銀座)
この度、佐渡市の主催により、世界文化遺産に登録された「佐渡島の金山」と密接な関係を持つ「佐渡無名異焼」の作陶展が、東京都銀座に位置する新潟のアンテナショップ「THE NIIGATA」で開催されます。イベントは2024年10月4日(金)から6日(日)までの期間で、さまざまなライフスタイルに合わせた50点以上の作品が展示されます。
佐渡無名異焼とは
「佐渡無名異焼」は、無名異土を主要な材料として作られる佐渡の代表的な焼き物です。この独特な陶磁器は、19世紀初頭に自らの特徴を持つ赤い楽焼が誕生し、明治時代に高温で固く焼成される現在の無名異焼に進化しました。その特徴として、粒子が細かく、高い収縮率を持つことが挙げられます。そのため、焼き物は非常に堅牢であり、金属音を発することができ、使用するたびに美しい光沢が増していきます。このような特性により、「佐渡無名異焼」は多くの人々に愛されています。
さらに、現在この焼き物は国の指定する伝統的工芸品に登録されるための申請を行なっています。無名異焼の豊かな歴史と文化を感じながら、ぜひ会場でその魅力に直接触れてみてください。
ライフスタイルに溶け込む無名異焼
無名異焼は、長年にわたって茶器や酒器として愛用されてきましたが、近年ではその熱伝導性の良さから、洋食店などでも幅広く使用されています。また、自宅でのひとときを彩るビアカップや箸置きなども揃っており、様々なシーンで活躍してくれることでしょう。窯元ごとに異なる風合いを楽しむことができるため、集める楽しみもある焼き物です。
おいしい佐渡:金山の魅力を超えて
「佐渡島の金山」がユネスコ世界文化遺産に登録されたことで、より多くの人々がこの島に注目しています。しかし、その魅力は金山にとどまりません。佐渡島は「世界農業遺産」にも認定された美しい自然景観や、豊かな伝統文化、さらには地元で育まれた芸能とともに、トキと共生する島としての顔も持っています。食、文化、歴史、環境、人が交じり合うこの魅力ある島を、ぜひこの機会に体験してみてください。
佐渡産品のご紹介
作陶展の会場THE NIIGATAでは、その他にも佐渡の厳選された産品が多数展示され、購入することができます。例えば、人気の「早助屋 巻いごねり」や「佐渡島トキのお米ロールケーキ」、各種酒類などがあります。これらは佐渡島の風味を心ゆくまで楽しませてくれる商品です。
開催概要
- - 会期:2024年10月4日(金)~6日(日)10:30~18:00(最終日のみ16:00終了)
- - 会場:THE NIIGATA 3Fイベントスペース
- - 主催:佐渡市
- - お問い合わせ:
佐渡市地域振興部地域産業振興課
電話:0259-67-7863
メール:
[email protected]
皆様のご来場を心よりお待ちしております!