三陽商会、サステナブルな社会を目指して
株式会社三陽商会が、2025年に実施されたCDP「サプライヤーエンゲージメント評価」で、最も高い評価である「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に2年連続で選ばれました。これにより、企業自体のサステナビリティへの真剣な取り組みが改めて評価された形となります。
CDPのサプライヤーエンゲージメント評価とは
CDPは、企業や組織の環境問題に対する取り組みを評価する国際的な非営利団体で、企業のサプライチェーンにおける気候変動への対応を測る「サプライヤーエンゲージメント評価」を行っています。この評価は、5つのカテゴリー(目標、サプライヤーエンゲージメント、Scope3排出量、リスク管理プロセス、ガバナンス)をもとに行われ、最高ランクのA評価を得た企業が「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」として選ばれます。
三陽商会は2024年に続いて、再びこの栄光を手にしました。また、CDPの質問書においては、気候変動分野でリーダーレベルの「A-」スコアを獲得しています。
温室効果ガスの排出量削減目標
三陽商会は、特に温室効果ガス(GHG)排出量の削減に力を入れています。具体的には、2030年度までにScope1・2のGHG排出量を2019年度比で52%削減、Scope3を30%削減する目標を掲げています。また2050年度には、Scope1・2のGHG排出量をネットゼロにすることを目指しています。
この取り組みは、国際的なイニシアティブ「SBTi」によるSBT(Science Based Targets)の認定を受けております。
自社工場でのモデル化への取り組み
自社の縫製工場では定期的に設備点検を行い、GHGの排出量を定量的に管理しています。工場の責任者と協力しながら、環境課題の解決に向けたGHG削減の計画を策定し、進捗をモニタリングしています。また、全従業員を対象とした情報共有会も実施しており、業務の効率を向上させながら、省エネ化、廃棄物削減等に努めています。
サプライチェーン全体への影響
三陽商会は、自社工場での成功事例をもとに、サプライチェーン全体に情報を共有し、持続可能な仕組み作りをサポートしています。主要サプライヤーとの間でもGHG削減を目指す対話を開始し、各サプライヤーに対して環境法令やGHG削減に基づく評価を実施しています。
さらに、業界団体と共同で温室効果ガスの算定方法に関するガイドラインの策定にも参加しており、アパレル業界全体の気候対策の強化に貢献しています。特に、資源循環プラットフォーム「CicroMate」との連携により、廃プラスチックのリサイクルを推進し、より効率的な資源利用を目指しています。
今後の展望
三陽商会は、これらの取り組みを通じて、より良い社会の実現に向けた貢献を続けていきます。全社を挙げてサステナブルな社会の実現を目指し、引き続き努力を重ねていく方針です。これからも期待が高まる三陽商会の活動に注目が集まります。