渋谷の新たなアート展示『Lefthanded Eyesclosed Drawings by ZIMBO PRESS』
10月1日から31日まで、渋谷サクラステージ4Fのアートコミュニティスペース「re-search」にて、緒方数馬と山瀬まゆみのユニークなアート展示が行われます。彼らが取り組むサイドプロジェクト「ZIMBO PRESS」による作品は、目を閉じた状態で利き手でない左手を使って描かれています。この興味深いプロセスを通じて、アートとは何か、視覚の限界を超えた新しい表現の可能性を探る機会となっています。
展示内容の概要
展示されるのは、二人が共同制作したリトグラフ作品やZINE「Lefthanded Eyesclosed Drawings」を基にした芸術作品です。アーティストたちは、アイマスクをつけて手探りで道具を探しながら、キャンバスに向かいます。この行為は、視覚を制限することが創造的なプロセスに与える影響を探り、身体と意識の新たな認識を促します。その結果、目の前の世界への新たなアプローチが生まれるのです。
会場では、制作過程を収めたドキュメント映像も上映され、観覧者はそのインスピレーションをリアルタイムで体感できます。この機会に、二人のアーティストが描く独自の世界観に触れてみてはいかがでしょうか。
アーティストプロフィール
緒方数馬
福岡県出身の緒方数馬は、日用品を使った立体作品やインスタレーションを中心に制作活動を行っています。特に、スニーカーの痕跡を使用した作品が注目されています。現在は東京を拠点に、様々なメディアを駆使してアートを展開しています。
山瀬まゆみ
東京都で生まれた山瀬まゆみは、幼少期をアメリカで過ごし、その後イギリスに渡りました。ロンドンでファインアートを学んだ彼女は、抽象ペインティングとソフトスカルプチャーを得意とし、見えないファンタジーとリアリティを交差させた作品を制作しています。
販売情報
展示作品は、会期中の10月1日から31日まで購入可能です。作品に興味がある方は、会場内のTSUTAYA BOOKSTOREレジカウンターまでお気軽にお声がけください。また、ZINEの特別販売も行われており、SHARE LOUNGE前での販売が予定されています。
詳細情報
- - 会期: 10月1日(火)~10月31日(木)
- - 営業時間: 8:00~23:00
- - 会場: shibuya Sakura Stage 4F re-search(TSUTAYA BOOKSTORE 前)
- - 映像協力: Riyo Nemeth
- - 公式サイト: サクラステージ公式サイト
アートの力で渋谷を盛り上げたいと願う「re-search」は、次世代アーティストの作品を展示し、アートコミュニティの活性化を目指しています。今回の展示もその一環として、多くの方にアートのおもしろさを伝えることを目指しています。