オルツとVisualsyn、提携
2025-03-12 11:12:20

オルツとVisualsynが業務提携、スマートグラス開発に挑戦

最近、株式会社オルツが米国のXR企業Visualsynと協力し、「人間の視覚情報をデジタル化」するスマートグラスの開発に着手するとの発表がありました。これにより、個人の視覚体験を記録・再現・共有することで記憶の保存を目指す革新的なプロジェクトがスタートします。

オルツは東京都港区に本社を置き、AIを駆使したXR体験創出プラットフォームを提供している企業です。代表の米倉千貴氏は、「人の非生産的労働からの解放」を企業ビジョンとして掲げています。

一方、Visualsynはテキサス州オースティンに拠点を持ち、空間やオブジェクト編集が可能なWebベースのXRコンテンツ制作プラットフォーム「Glinda AIMI」を提供しています。このプラットフォームでは、専門的知識がなくてもユーザーが自らコンテンツを制作できる環境を整えています。

今回の業務提携により、オルツの先進的なP.A.I.技術とVisualsynの「Glinda AIMI」を統合し、個人の視覚情報を高精度で記憶し共有できるスマートグラスソリューションが開発されます。この技術により、各ユーザーが持つスマートグラスで集めた視覚情報が、それぞれの専用AI(P.A.I.)を構築するための重要なデータとなります。

オルツは「人間の存在の永続化」というミッションのもと、今回の提携によって新たな次元を切り拓くことを目指しています。この取り組みは、過去の視覚体験を未来へと繋げ、個人の記憶と体験を保存し、共有、さらには継承する未来へつながるものとなるでしょう。

VisualsynのCEO、Junpyo Hong氏は、提携がXRコンテンツ制作の課題を克服する重要な転換点であると強調しています。特に、ユーザーが「Glinda AIMI」を利用して自らXRコンテンツを直接制作できるようになることが期待されています。

さらに、オルツでは「Glinda AIMI」の日本市場への進出を進め、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する高い費用対効果を持つ次世代XRソリューションとしての地位を確立する予定です。

この新たな技術の開発が進むことで、未曾有のレベルで人々の視覚的体験がデジタル化され、「人間の存在の永続化」の理想に近づくことができます。オルツは今後も、創造性と想像力を引き出すための技術を開発し続ける意向を示しています。これにより、人々の生活や社会に革新をもたらすことが期待されています。オルツとVisualsynの提携により、今後の技術革新がもたらす未来に注目が集まります。


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