カスタマーサポートの新たな選択肢「Karakuri」
2017年10月24日、カラクリ株式会社が新しいカスタマーサポート用のAIバーチャルオペレーター「Karakuri」を世に送り出しました。この革新的なツールは、サポート業務の効率化を目指して開発され、誰でも簡単に運用できることを重視しています。
1. サポート業務の現状とニーズ
現在のカスタマーサポート現場は、オペレーターの人手不足や、多様化する顧客からの問い合わせに対して迅速に対応することが求められています。特に、24時間365日対応することが難しいという悩みは多くの企業が抱える課題です。またコストの削減も不可欠です。
このような背景から生まれた「Karakuri」は、自動化によってコストを削減し、顧客の自己解決率や満足度を向上させることを目指しています。バーチャルオペレーターは、深い知識やプログラミングスキルがなくても簡単に利用できる点が魅力です。
2. 「Karakuri」の機能
「Karakuri」は、主に二つの機能があります。第1に、社内FAQとしての活用が可能であり、チーム内の情報共有の支援を行います。第2に、顧客からの一部の問い合わせに対し、自動応答機能を提供します。
特筆すべきは、現場での実務経験を持つ人なら誰でも扱えるという点です。実際のユーザーとの会話内容は全て記録されるので、そのデータを基にAIを日々改善することができます。「Karakuri」をチームに迎えることで、新入社員レベルからスタートし、時間をかけて成長していく姿を見守ることができます。
導入企業からは、「Karakuri」を通じて自分たちの知識が整理され、AIの成長を見守る楽しさがあるとの声が上がっています。
3. 簡単な実装と費用
「Karakuri」は使い方がシンプルで、既に保有しているFAQを簡単に活用することができ、さらにはLINEやSalesforceとの連携も可能です。これにより、さまざまな環境での実装が容易です。
月額料金は9,800円からで、初めの30日間は無料でお試しいただけるため、気軽に導入ができます。
4. 会社概要
カラクリ株式会社は、東京都渋谷区に本社を構え、2016年に設立されました。代表取締役の小田志門氏をはじめとする専門家たちが集結し、カスタマーサポートに特化したAI技術の開発を進めています。
公式ウェブサイトは
こちらです。
まとめ
カスタマーサポートの現場で、AI技術を駆使した「Karakuri」が新しい選択肢として登場しました。このツールは、業務の効率化を図るとともに、オペレーターの負担を軽減し、顧客へのサポート品質を向上させる期待が寄せられています。導入を検討する企業にとって、カラクリの提供する「Karakuri」は、今後のサポートのあり方を変えるかもしれません。