月額寄付サポーター募集
2021-11-06 14:08:04

ひとり暮らしを支えるNPO法人が月額寄付サポーターを募集中

新型コロナウイルスの影響で、ひとり暮らしをする人々が厳しい状況に直面しています。NPO法人でんでん虫の会は、そんな生活困窮者を支えるために新たな取り組みを始めました。熊本を中心に活動しているこの団体は、初めての試みとして月額寄付型クラウドファンディングを2021年11月1日から開始しました。その目的は、安否確認や相談活動を通じて助けを必要とする人々に手を差し伸べ続けることです。

生活困窮者を支えるための活動



でんでん虫の会は、2010年から生活困窮者への安否確認や相談活動を行い、孤立を防ぐための交流機会を提供してきました。これまでに2万人を超えるひとり暮らしの方々を支援しており、特に新型コロナウイルスの影響により相談件数が急増しています。過去1年で相談件数は5000件に達し、コロナの影響がより一層深刻であることが分かります。

この団体は、特に社会的弱者とされる元野宿者、高齢者、障がい者、DV被害者などに対し、個別にサポートを行っています。「ひとりじゃないよ」を合言葉に、地域におけるつながりを作り出し、安心した生活ができることを目指しています。

月額寄付型クラウドファンディングの開始



新たにスタートするクラウドファンディングでは、月500円以上の寄付を自由に選択でき、生活困窮者への支援を継続的に行う基盤を確保することを目指しています。寄付者には御礼メールや活動の様子を伝えるメールマガジンをお送り致します。この活動は、地域の社会を支えるための持続可能な形を作るための重要なステップでもあります。

最初に支援を必要とする人々は、さまざまな事情で支援を得ることが難しい場合が多いため、団体側ではその人々への理解を深め、実際にどのように支援できるかを模索し続けています。これは単なる寄付ではなく、地域全体のつながりを拡大し、より良い生活を目指すためのサポートです。

家族のように寄り添う支援



でんでん虫の会は、会員同士の「顔が見える関係づくり」や就労支援も行っています。例えば、おしゃべり会やささえ愛サービス、そして亡くなった方へのお別れ会などを通じて人とのつながりを深めています。特に一人暮らしをされている方たちの孤独感や不安感を解消し、お互いに支え合う、これがこの団体の根底にある理念です。

また、仕事の紹介や生活費支払い支援なども取り組んでおり、一人暮らしの方が安心して社会に参加できるようにサポートしています。こうした取り組みがあることで、一人一人が地域社会の一員となり、自立した生活を営む手助けとなるのです。

代表の想いとお願い



代表の吉松裕藏氏は、2010年の活動開始以来、たくさんの方々からの支えを受けたことを感謝しています。しかし、現在は新型コロナウイルスや自然災害の影響により、孤立感や生きづらさを抱える方々が増加しており、依然として厳しい運営が続いています。「誰一人取り残さない」というSDGsの理念の下、活動の持続性を確保するためにも、ぜひ多くの方々にマンスリーサポーターとしての参加をお願いしたいと考えています。

まとめ



でんでん虫の会の活動は、誰もが安心して暮らせる地域を築くための重要な役割を果たしています。生活に困窮している方々に寄り添い、支援の手を差し伸べるこの取り組みに、あなたも参加してみませんか?月額寄付型クラウドファンディングで支援の輪を広げ、地域に新たな希望をもたらしましょう。

会社情報

会社名
NPO法人でんでん虫の会
住所
熊本県熊本市中央区九品寺3-3-26
電話番号
096-297-8116

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