アートが彩る特別なカタログギフトの魅力
愛媛県松山市に本社を置く株式会社愛媛新聞社は、株式会社小学館と協力して、女性向けメディア「Domani」と連携した地域振興プロジェクト「ハーベスト」を推進しています。このプロジェクトの目的は、愛媛県産品の価値を全国に伝え、販路を広げることで地域経済の活性化を図ることです。
2022年より開始されたこの取り組みの一環として、50種類以上の愛媛県産品やオリジナル商品から選べるカタログギフト「カード/URLで贈る選べるギフト」は税込み5,500円で販売されています。さらに、2024年からは購入時に支援先団体を指定し、売上の一部を寄付する“循環型ギフト”としての仕組みを導入されます。この新しいギフトスタイルは、贈り物が地域や社会への還元につながることが特徴です。
この度、愛媛県松山市の「障がい者支援施設スマイル」に入所するアーティスト池田輝夫氏とのコラボレーションによって、アートがテーマのカタログギフトが制作されました。このギフトでは、2017年に制作された作品『けっこうおいしいミカン』がデザインとして採用されています。これにより、ミカンの鮮やかな色彩が愛媛の特産品としての魅力を強調し、受け取る方に明るさと温もりを届けます。
贈る人と受け取る人の心をつなぐこの特別なギフトは、ただの物を贈るだけではなく、愛媛の人々や文化を感じてもらうことができます。
商品情報
- - 商品名: 池田輝夫×『ハーベスト』選べるギフトカード
- - 価格: 5,500円(税・送料込み)
- - 発売開始日: 2025年9月15日(月)
- - 販売数: 100セット
- - 購入先: ECサイトリンク
電話番号: 089-935-2323
このプロジェクトは、障がい者アート商品化支援事業費補助金を受けて制作されています。
池田輝夫の素顔
池田輝夫氏(1968年生まれ)は、愛媛県在住であり、2003年から「障がい者支援施設スマイル」に入所しています。彼は母に似顔絵を贈ることをきっかけに2003年から本格的に絵を描き始めました。彼の作品は、気になる部分を重ね塗りして仕上げるスタイルで知られており、特に車を描くことに情熱を注いでいます。
2025年には、愛媛新聞社の1階ロビーで池田輝夫氏の作品展を開催予定です。会期は9月17日から10月3日までの間で、42点の作品が展示される予定です。入場は無料で、彼の独特の色彩表現やユーモアを織り交ぜた作品を楽しむことができます。
『ハーベスト』プロジェクトの背景
『ハーベスト』は2018年7月の西日本豪雨で被災した愛媛県の復興を支援するために立ち上げられました。このプロジェクトは、地域特産品の販路拡大や情報発信を目的としており、「Her Best(彼女のとっておき)」と「Harvest(収穫・実り)」を組み合わせた理念を掲げています。愛媛の「おいしいもの」を通じて、心の癒しと笑顔を届けることが求められています。
多くの企業がこのプロジェクトをサポートしており、地域の力強い支援体制が形成されています。これにより、愛媛の特産品が国内外に広まり、地域の魅力がさらに発展することが期待されます。
この特別なアートギフトが、愛媛県の文化や人々とつながる新たな一歩になりますように。