積水ハウス、「DEALWATCH AWARDS 2024」で栄誉を受ける
積水ハウス株式会社は、ロンドン証券取引所グループが主催する名誉ある「DEALWATCH AWARDS 2024」において、社債部門の最高栄誉、「Bond Issuer of the Year」を受賞しました。この受賞は、同社の資本市場での優れた活動を反映しており、特に米国MDC社の買収資金の確保において、社債市場の多角的な活用が評価されました。
「DEALWATCH AWARDS」の意義
「DEALWATCH AWARDS」は、債券や株式などの発行体に対して表彰を行うもので、特に国内資本市場における優秀な発行体や案件を称賛しています。2024年度は、「総合」「社債」「地方債」「クロスボーダー債」「サステナブル・ファイナンス」および「株式」の6つの部門が設けられています。積水ハウスは、これらの選ばれた企業の中で、特に社債市場における成功が認められました。
社債市場の積極活用
今回の受賞理由となったのは、積水ハウスが社債市場を積極的に利用したことです。具体的には、米国MDC社の買収資金の常態化を目指し、普通社債や劣後債に加えて、新規に米ドル建ての社債を発行しました。この取り組みは、資本市場の厳しい環境下でも、丁寧な運営が投資家からの信頼を獲得し、さらなる外債の発行へとつながりました。
評価コメントでは、「難しい市場環境においても丁寧な起債運営により、投資家の信認を獲得」という点が特に強調され、積水ハウスが本邦の企業において、クロスボーダーM&Aの資金調達の良きモデルを示したことが評価されました。
今後の展望
積水ハウスは、今後も国内外の資本市場を活用しながら、資本効率を重視した成長投資の推進および財務健全性のバランスを維持することを目指しています。これは企業価値の向上にもつながる重要な戦略です。
社会的要請に応える資金調達がますます求められる中、積水ハウスの取り組みは注目を集めることでしょう。
詳細は、「DEALWATCH AWARDS 2024」の発表リリースをご覧ください。
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