新たなハシビロコウ登場
2025-06-25 16:24:28

神戸どうぶつ王国に新たなハシビロコウが仲間入り!未来の繁殖への期待

神戸どうぶつ王国に新しい仲間、ハシビロコウのペアが到着!



兵庫県神戸市にある神戸どうぶつ王国では、絶滅危惧種であるハシビロコウが新たに加わり、関心が集まっています。このペアは2025年6月30日に一般公開される予定で、飼育環境での繁殖に向けた第一歩となることでしょう。

ハシビロコウとは?



ハシビロコウは、アフリカの湿地に生息し、その特異な生態から「動かない鳥」とも称される珍しい鳥です。獲物を狙う際にはじっとして動かず、その特徴的な動きで観察者の目を引きます。体の大きな特徴を持ち、その嘴も巨大で、特に餌を捕まえるために進化してきたものです。このようなデリケートな特徴を持つため、飼育下での繁殖は非常に難しいとされています。

新たなペアの仲間入り



今回、神戸どうぶつ王国が迎え入れたのは、アフリカのコンゴ民主共和国からの若いハシビロコウのペアです。すでに展示されているハシビロコウの「ボンゴ」と「マリンバ」に続き、雄は「サカラ」、雌は「クラル」という名が付けられました。これらの名前は、アフリカの伝統的な楽器に由来しています。

新しいハシビロコウ2羽の特徴


  • - 雄「サカラ」:体が大きく、目は鮮やかな黄色、嘴の先は肌色です。
  • - 雌「クラル」:体は小さく、目は薄い黄色、嘴の先は黒色です。

両者はまだ若く、繁殖が期待される年齢に達することが見込まれています。このことが、アジアでのハシビロコウの繁殖成功につながることを期待されています。

繁殖への取り組み



神戸どうぶつ王国は、開園以来、希少な動物の保全と繁殖に積極的に取り組んでおり、特にハシビロコウに関しては長年の研究と努力が続けられています。しかし、現在の個体同士の相性が繁殖に影響しており、繁殖が難しい状況に直面しています。新たに加わったペアはこの問題を克服するための鍵となるかもしれません。

展示と訪問の情報



新しいハシビロコウのペアは、2025年6月30日から公開される予定で、展示場所は「MABAMBA CAMP」という名のハシビロコウ生態園です。ここは、実際の生息地であるウガンダのマバンバ湿地を再現した環境であり、訪れる人々に特別な体験を提供します。展示は午前と午後での雌雄交代方式で行われ、間近でこの希少種を見ることができます。

未来へつながる希望



ハシビロコウの繁殖は複雑で難しいものの、神戸どうぶつ王国はその取り組みを続けています。新しい仲間たちがもたらす未来への期待は大きく、この機会にぜひ訪れ、彼らの姿を見ていただきたいと思います。これを機に、ハシビロコウの保全に対する関心を高め、神戸どうぶつ王国の活動に理解を深めるきっかけとなれば嬉しく思います。豆知識として、この美しい鳥たちは絶滅危惧種であり、一日でも多くの人にその存在、価値を伝えられるチャンスを得ていくことが重要です。



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