又吉直樹とヨシタケシンスケ、豪華コラボ作品『本でした』発表
2025年の夏、また新たな作品が誕生することが発表された。お笑い界の巨星、又吉直樹さんと絵本作家として圧倒的な人気を誇るヨシタケシンスケさんによるコラボ作品、その名も『本でした』が、今から多くの期待を集めている。前作『その本は』から3年ぶりの新作となる。
人気作品の続編
前作『その本は』は、二人の男が本好きの王様のために、世界中からユニークな本の話を集めて送り届ける物語で、物語そのものの魅力を再認識させてくれる内容だった。この作品は、幅広い年齢層から支持され、シリーズ累計30万部を超える大ヒットを記録した。読者からのフィードバックを一手に受け止め、愛されている『その本は』の続編として新たに『本でした』が登場する。
新たな物語の展開
新作『本でした』では、村はずれに住んでいる二人の男が、村人から寄せられたたった一行のヒントをもとにLibroを復元していく過程が描かれる。この作品のテーマは「その本は、〇〇〇が〇〇〇でした。これってどんな本でした?」に基づき、彼らが様々なお題を出し合いながら物語を紡いでいくスタイルだ。例えば、「その本は『タイトル』が『5文字の世界』でした」といった具合で、読者は自身の創造力を働かせつつ物語を楽しむことができる。
笑いと感動の短編が21編
『本でした』には、時には笑い、時には感動を呼ぶ短編が21編収録される予定だ。物語のエッセンスは、すべての本への愛、そして想像力を信じる気持ちが満載で、特にラストでは圧巻の展開が待ち受けている。これにより、教育的要素を持ちながらも大人から子供まで楽しめる内容になることが期待されている。
期待される著者たちのプロフィール
又吉直樹
1980年、大阪府に生まれた又吉直樹さんは、吉本興業に所属し、2003年にお笑いコンビ「ピース」を結成。いくつもの受賞歴を持つ作家でもあり、特に2015年の小説『火花』が話題となり、芥川賞を受賞した。彼の作品は300万部以上を売り上げ、その他の著作も多数の読者に愛されている。
ヨシタケシンスケ
1973年、神奈川県に生まれたヨシタケシンスケさんは、筑波大学大学院を修了後、2013年に絵本作家デビュー。彼の作品は数多くの受賞歴を持ち、海外でも翻訳されるほどの人気を博している。最近では、子育てを題材にした作品も手掛けており、親子で楽しめるエンターテインメントを提供している。
書籍情報
- - タイトル: 本でした
- - 著者: 又吉直樹/ヨシタケシンスケ
- - 予価: 1,650円(税込)
- - 発売日: 2025年8月上旬
今後の情報に期待が高まる中、また新たなコラボレーションがどのような形で世に出るのか、楽しみでしょうがない。
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