大阪・関西万博を機に、島根県が外国人観光客誘致へ本格始動!
2025年に開催される大阪・関西万博を控え、日本を訪れる外国人観光客は増加すると予想されています。この好機を捉え、島根県は関西を訪れる外国人観光客に対して、県への誘致を目的としたプロモーションを本格的に開始しました。
多言語対応サイト開設で、島根の魅力を世界へ発信
今回のプロモーションの目玉となるのは、多言語対応の観光プロモーションサイトの開設です。2024年7月1日には英語版が先行公開され、フランス語、韓国語、繁体字、簡体字、タイ語、ベトナム語版も順次公開予定です。
サイトでは、島根県の魅力を最大限に引き出し、他県にはない独自の観光コンテンツを前面に出しています。国ごとの観光ニーズに合わせて、最適な情報を提供することで、外国人観光客が充実した旅をできるようサポートします。さらに、季節性のあるコンテンツやイベント情報などをタイムリーに更新することで、いつ訪れても新鮮な発見があることをアピールします。
サイトには、多言語AIコンシェルジュも導入され、外国人観光客からの質問にも対応できる体制を整えています。これらの取り組みを通じて、島根県は外国人観光客にとってより魅力的な観光地を目指しています。
関西での積極的な情報発信で、島根へのアクセス向上
島根県は、プロモーションサイトの開設に加え、関西地域でのデジタル広告展開も積極的に行います。関西を訪れている外国人観光客への「旅ナカ広告」を通じて、島根県の魅力を効果的に発信していきます。
さらに、関西圏の観光案内所やホテル、レンタカーカウンター、バスターミナルなど、外国人観光客が利用する場所にパンフレットやチラシを設置するほか、ポスター掲示やサンプリングなども実施予定です。これらの活動を通して、関西を訪れた外国人観光客に、島根県への旅行を検討してもらえるよう、積極的に働きかけます。
現地スタッフの育成で、おもてなしの質向上
外国人観光客に対して、島根県の魅力をより効果的に伝えられるよう、関西エリアのホテルコンシェルジュやフロントスタッフ、観光案内所スタッフなどを対象とした視察ツアーを事前に実施します。
視察ツアーでは、島根県の東部から西部エリア、さらには隠岐諸島まで、魅力的な観光スポットを巡ります。これにより、現地スタッフは島根県の魅力を深く理解し、外国人観光客に的確な情報提供ができるようになります。
連携によるさらなる誘客促進
島根県は、大阪観光局や山陰インバウンド機構とも連携し、外国人観光客誘致を強化していきます。大阪観光局の公式サイトには、島根県のモデルコース記事が掲載される予定です。
また、短期滞在の外国人観光客向けに、関西と島根を結ぶ高速バスの割引も実施予定です。これらの取り組みを通して、外国人観光客が島根県へのアクセスしやすい環境を整えていきます。
まとめ
島根県は、大阪・関西万博を機に、外国人観光客誘致を本格化させます。多言語対応サイトの開設や関西での積極的な情報発信、現地スタッフの育成など、多角的な取り組みで、島根の魅力を世界に発信していきます。これらの取り組みを通じて、島根県は、外国人観光客にとってより魅力的な観光地を目指していきます。