新たな可能性を探る！養殖・陸上養殖セミナー開催のお知らせ

養殖業・陸上養殖のセミナー開催

養殖業と陸上養殖が注目される中、2025年2月19日（水）に「養殖業・陸上養殖業の今とこれから」と題したセミナーが大阪で行われます。場所はシーフードショー大阪のセミナー会場で、時間は午後4時から17時までです。

このセミナーの主催は、日建リース工業株式会社。今回のイベントでは、実務家や研究者などがパネリストとして参加し、養殖業界の現状と新たな技術に関するディスカッションを行います。特に、陸上養殖事業における新技術の紹介もあり、参加者の皆さんにとって有意義な情報が提供されることでしょう。

開催の背景

現在、水産業界はさまざまな課題に直面しています。気候変動による漁業の不漁や少子高齢化による従事者の減少が進み、業界全体が不透明な状況にあります。そんな中、養殖業や陸上養殖業の重要性は大きく増しており、さらなる発展が期待されています。しかし、収益化や持続可能性の向上は依然として大きな課題です。本セミナーでは、これらの課題を実務面と学術面の両方から検討し、未来のビジョンを議論する機会を提供します。

プログラム内容

セミナーでは、登壇者の紹介や水産業の現状と課題についての説明から始まり、その後、養殖業及び陸上養殖業の可能性や新技術についてのセッションが続きます。最後に、今後の日本の水産業についての提言が行われる予定です。参加者が知識を深め、新たなビジネスチャンスを見つけるための場として、多くの方々にご参加いただければと思います。

登壇者のご紹介

セミナーの司会進行は、ベストセラー「魚ビジネス」の著者であり、魚の専門家であるながさき一生氏が担当します。パネリストには、株式会社ニッスイ養殖事業推進部の平山健史課長、東海大学海洋学部の秋山信彦教授、高知工業高等専門学校の秦隆志教授が名を連ね、養殖業の今後の展望や技術革新に関する知見を提供します。

新技術の紹介

特に注目したいのが、ファインバブル技術を応用した新しい養殖システムの開発です。この技術は、地下海水をかけ流しする陸上養殖システムにおいて、高効率で酸素を溶解させることを可能にします。特許も登録されており、セミナーではその実績や現場での応用例についても紹介されます。これにより、持続可能な養殖業の実現に近づいていくことでしょう。