秋の絶景!柳谷観音楊谷寺「紅葉ウィーク2025」開催
京都・長岡京市に位置する柳谷観音(楊谷寺)は、古くから眼病平癒の祈願寺として親しまれ、特に弘法大師ゆかりの霊水「独鈷水」でも知られています。また、SNSで注目を集める「花手水」の発祥地でもあります。そんな柳谷観音で、2025年11月15日(土)から12月7日(日)の期間に、毎年恒例の「紅葉ウィーク」が開催されます。
鮮やかな紅葉と上書院特別公開
「紅葉ウィーク」では、境内を彩るオレンジや黄色の美しい紅葉を堪能できます。特筆すべきは、かつて貴賓専用の茶室であった上書院が特別公開されることです。普段は毎月17日の午前中のみ公開されるこの場所で、映画やCMの撮影にも使われた格式高い空間を楽しめます。ここでは、鏡面磨きの机を使った「リフレクター撮影」が体験でき、紅葉を背景に素晴らしい写真を収めることができる絶好のチャンスです。また、自然光を利用した景観は、どの角度から見ても美しく、紅葉の奥行きを感じることができます。
さらに、夜間のライトアップも行われ、喧騒から離れて静かに紅葉を楽しむことができるでしょう。山あいに佇むこの寺で、心癒されるひと時を体験してみてはいかがでしょうか。
限定30名の特別貸切拝観
今年の紅葉ウィークでは、なんと秋の紅葉ライトアップの特別貸切も実施されます。人数限定で完全予約制のこのイベントでは、上書院や名勝庭園を眺めることができる特別なお部屋が開放され、1回あたり30名様限定で、大人1名10,000円で参加可能です。閉門後の静けさの中で約50分間、特別な時間を独り占めすることができ、参加者には限定御朱印やお守りなどの特別なお土産も用意されています。上書院では、住職による法話やモデル付き(任意)のフォトセッションも行われ、贅沢な体験ができるため、心を澄ませて特別な「秘められた京都」を味わってください。
秋の情景を刺繍した御朱印帳
紅葉ウィーク期間中に注目されるアイテムの一つが、秋の風景を美しく刺繍した「刺繍御朱印帳」です。この御朱印帳は毎年デザインが異なり、豊かな色彩で秋の情景を表現しています。色とりどりのもみじが水面に浮かぶ様子が繊細に刺繍され、特に愛らしい点は、もみじの枝にちょこんと止まるシマエナガの姿。これは北海道にある別院の影響を受けており、その可愛さに思わず声を上げてしまうことでしょう。この特別な御朱印帳は、ご自身の思い出としてだけでなく、大切な方への贈り物としても最適です。
開催概要とアクセス情報
紅葉ウィークの詳細は以下の通りです:
- - 名称:柳谷観音楊谷寺紅葉ウィーク2025
- - 期間:2025年11月15日(土)~12月7日(日)
- - 時間:9:00~17:00
- - 拝観料:上書院含まない 1,000円、上書院含む 2,000円、高校生以下無料
- - ペット料金:ウィーク時のみ1匹500円
夜のイベントには、幻想的な竹あかりもあり、予約不要で参加できます。詳細は公式サイトでご確認ください。
住所:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
交通:長岡京ICから車で約10分
駐車場:150台(部分有料)
紅葉狩りと共に、特別な体験と思い出をお持ち帰りください。心温まる秋のひと時を色鮮やかに過ごすために、ぜひ柳谷観音を訪れてみてください。