ビジネス展開支援プログラム
2025-05-19 10:34:39

日本市場でのビジネス展開を支援する新プログラムの発表について

日本市場でのビジネス展開を支援する新プログラムの発表



東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)が事務局を務める「1st Round」は、米国のスタートアップアクセラレーターであるMassChallengeと提携し、新たなプログラム「Bridge To MassChallenge UTokyo IPC 2024」を開催することを発表しました。このプログラムは、米国の大学発ディープテックスタートアップが日本市場で事業展開を行うことを目的としています。

プログラムの目的と内容



Bridge To MassChallenge UTokyo IPC 2024は、米国スタートアップを対象に日本での商業化を支援します。2024年12月には、選定された2社のスタートアップ、Freshean Corp.とStroma Vision, Inc.が日本企業とのPoC(概念実証)の実施に向けた合意を締結していることから、早くも実施が進んでいます。

このプログラムの主な目的は、実質的なビジネス拡大をサポートすることです。選定された企業には、日本市場での初期進出を加速させるために5万ドルのエクイティフリーの資金が提供され、さらに日本企業や投資家との実務的な連携機会も設けられます。

MassChallengeの役割と意義



MassChallengeは、これまでに4,400社以上のスタートアップを支援し、世界中で実績を持つアクセラレーターです。この連携により、米国のスタートアップは日本市場の特性を理解し、長期的なパートナー関係を築くことが期待されます。

このプログラムの特徴は、ただ資金提供を行うだけでなく、企業とのPoC実施に向けた伴走支援や、日本の事業環境に特化したメンタリングを提供する点です。特に、規制や商慣習に対応できるような支援が強調されています。

今後の展開



2024年9月には米国での募集を開始し、選定された企業には12月より4ヶ月間の伴走支援が行われます。現在、数々の企業との提携が進んでおり、成功事例の創出が期待されています。

また、MassChallengeのグローバルなネットワークと東大IPCのアカデミア・産業ネットワークを融合させることで、日米スタートアップコミュニティの架け橋を構築し、さらなるビジネスチャンスを生み出すことを目指します。

1st Roundの特徴



日本最大級のアカデミア共催起業支援プログラムである「1st Round」は、過去9年間で102チームを採択し、高い資金調達成功率を達成しています。さらに、プログラムは参加者に対しハンズオン支援を行い、事業価値の算定可能なスタートアップへと成長させることに注力しています。

総じて、Bridge To MassChallenge UTokyo IPC 2024は、米国のディープテック企業が日本市場での活動を広げるための包括的な支援体制を提供し、その成功事例が今後のスタートアップ支援モデルとしても大きな影響を与えることでしょう。今後も、世界に伍するスタートアップの育成を目指して、東大IPCは努力を続けていく考えです。


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会社情報

会社名
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
住所
東京都文京区本郷7-3-1東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
電話番号
03-3830-0200

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