スイッチメディア、全社員にAI「Claude」を導入
株式会社スイッチメディアは、AI広告データプラットフォーム「クロスメディアインサイト」や「TVAL」といったプロダクトの開発・運用を行う企業です。このたび、全社員にAnthropic社の生成AI「Claude」の有償アカウントを導入したことを発表しました。エンジニアにはAIコーディングツール「Claude Code」の利用ができるMaxプランを、ビジネス職の社員にはClaude Proプランを、全額会社負担で提供しています。この取り組みを通じて、業務におけるAIの活用を促進し、全社員がより効率的に仕事を進めるオペレーション体制を目指します。
導入の背景
生成AI技術は急速に進化しており、ソフトウェア開発の生産性向上に寄与しています。2026年の調査によると、73%のエンジニアリングチームがAIツールを日常的に使用しており、AI未活用の組織は競争力を失うリスクが高まっています。さらに、海外では大手保険ブローカーであるHUB Internationalが全社員にClaudeを導入し、大幅な生産性向上を実現した事例なども報告されています。このような状況を受け、スイッチメディアはAIを個々の効率化だけでなく、全体的な戦略として位置づけ、全社的な投資を決断しました。
取り組みの概要
エンジニア向けのAI駆動開発環境の整備
エンジニアには、Claude Codeを利用するMaxプランのアカウントを提供し、調査、実装、テストなどのさまざまな開発作業でAIを活用できる環境を整えます。この取り組みにより、エンジニアたちは本質的な業務に集中できるようになります。
さらに、推進チームを設置し、パイロットプロジェクトを立ち上げます。これにより、AI活用の運用ルールやガイドラインを整備し、再現性のあるモデルを構築し、部門ごとに活動内容を検証します。
また、外部の専門家を招いた勉強会やワークショップも実施し、実践的な学びを共有することで組織全体の能力向上を図ります。
ビジネス職向けのAI活用基盤の構築
ビジネス職の社員に対してもClaude Proプランのアカウントが配布され、提案資料作成や市場リサーチ、データ分析など、業務の幅広い場面でAIが活用されます。Anthropic社が発表した非エンジニア向けAIエージェント機能「Claude Cowork」の活用も視野に入れ、職種を問わず全社員がAIと共に自律的に働ける体制を整えています。
代表のコメント
代表取締役社長の高山俊治氏は、「生成AIはソフトウェア開発を超え、あらゆるナレッジワークのあり方を根本から変えている。私たちの技術力をさらに強化し、中長期的な競争優位性を確立することを目指す」と述べています。この環境を構築することで、エンジニアは設計やプロダクトの価値検証に集中でき、ビジネス職も各自の役割においてAIを最大限に活かせる組織が形成されることを期待しています。
今後の展望
スイッチメディアは、AIを前提としたプロダクト開発体制を整えることで、「クロスメディアインサイト」や「TVAL」をはじめ、自社の技術をさらなる進化へと導くことを目指しています。また、AIを活用した新製品の開発を通じて、顧客への価値提供を加速させる予定です。
採用について
同社では、AIを活用したプロダクト開発を共に推進する仲間を積極的に募集しています。最先端のAIツールを駆使できる環境の中で、それぞれが最大限のパフォーマンスを発揮できるチームを目指しています。詳細は
こちらの採用サイトをご覧ください。
株式会社スイッチメディアは、東京都港区に本社を置き、テレビCMとデジタル広告データの統合管理を行う企業です。自社開発した広告プラットフォームを駆使して、広告効果の分析やメディア予算の最適化を支援しています。AI技術を活用し、企業のデジタル化を推進する先進企業としても注目されています。