新作ドラマ『デスゲームで待ってる』10月24日から独占配信
DMM TVが送り出す新たなドラマ『デスゲームで待ってる』が、2024年10月24日(木)から独占配信を開始します。本作は、放送作家からデスゲームの脚本家へと転身する主人公が織り成す復讐劇であり、上田誠氏のオリジナルストーリーをもとに制作されています。さらに、ドラマとマンガの両方で展開されるという新しい試みも注目されています。
物語の基本設定
主人公の戸村匠真は、理不尽な要求をする業界の人々に耐え忍びながらも、人気番組を作りたいという夢を持つ若手放送作家です。彼はある日、致死量のワサビを持ち込んで一般人を命を奪うという罪を着せられ、「人殺し作家」として名前が広まり、業界から追放されます。彼は絶望の中で出会った一人の女性と共に新たな道を選び、残酷なデスゲーム作家として新たな人生を歩んでいくことになります。
この作品では、デスゲームの制作過程やその裏側に迫るストーリーが展開され、観客は主人公の復讐心に共感することに加え、デスゲームというテーマが持つ暗い魅力を探ることができます。
制作メンバーの意気込み
本作の原案を手掛ける上田誠氏は、自身の過去の作品からの経験を踏まえ、デスゲームのバックステージを描けることに喜びを表しています。「エンタメを作る裏にはさまざまな創意工夫がある」と語り、デスゲームの業界に関する倫理や意味を考える重要性を示唆しています。
また、脚本を担当する諏訪雅氏は、フィクションとしてのデスゲームがどのようにリアルで、かつ大胆に描かれるかを意識して執筆を進めているとのこと。「愛と復讐の物語として、現実には存在しないデスゲームを如何に物語に落とし込むか」が、彼の創作の柱となっています。
同時展開するマンガ
ドラマと同時期にマンガ版も配信され、原作は同じく上田誠氏によるものです。マンガ制作を担当するCLLENNは、独自の視点で原作を具現化し、作品の魅力を一層引き出す役割を果たします。作画は愛須メノウ氏が担当し、初の商業連載として力を入れています。彼女は、ドラマとマンガ両方を意識した内容作りに挑戦しており、視聴者に楽しんでほしいと述べています。
メディアミックスの新しい試み
このプロジェクトは、同じストーリーを二つの異なるメディアで楽しむという新しい試みです。DMMと関西テレビは、観客や読者に両者の違いを楽しむことで、より深い理解を促進しようと考えています。プロデューサーの田中健太氏は、「ドラマでは描ききれないテーマをマンガで展開し、逆にマンガでは表現しづらいテンポ感をドラマで表現することで、双方の魅力を引き出す」と自信を見せています。
このような革新的な試みが行われる『デスゲームで待ってる』は、2024年10月24日よりDMM TVで毎週木曜日に最新話が配信される予定です。視聴にはDMMプレミアム会員への登録が必要ですが、30日間の無料トライアルも提供されているため、この機会に新たなエンタメ体験をお楽しみください。