九州最大旗艦店「中川政七商店 福岡天神店」の誕生
2025年4月24日、福岡市に新たなライフスタイルの拠点が誕生します。奈良に本拠を置く中川政七商店が、九州最大の旗艦店を「ONE FUKUOKA BLDG.」にオープンするのです。この大型複合ビルは、商業、ビジネス、ホテル、カンファレンス、アートなど多様な機能を兼ね備え、福岡市の「天神ビッグバン」エリア内に位置しています。
中川政七商店は1716年に設立され、日本の工芸を基盤とした生活雑貨を展開するブランドです。福岡天神店は、既存の奈良本店や渋谷店に続く重要な店舗であり、地域の文化や伝統を大切にしながら新たな試みを行っていきます。「九州の手ざわり、日本の暮らし」というテーマのもと、九州の豊かな資源を用いた新たな商品を提供します。
地域に根ざした工芸と食の発信
福岡天神店では、九州全域から厳選した素材を活用した工芸品や食材を紹介する特集スペースを設ける予定です。ここでは、九州の美味しい食べ物や、日本各地の職人が手がけた器を組み合わせ、食卓を彩る魅力的な提案が行われます。特に麺鉢や茶器は、九州の味覚と合わせて楽しむことができるため、訪れる方々の食の楽しみを倍増させることでしょう。
産地から届く特別仕様の工芸品
また、特定の産地に依頼した独自の工芸品も販売される予定です。一例として、長崎県・マルヒロの「mandala RAMEN BOWL」や、石川県・上出長右衛門窯の湯呑み、そして大分県・吉田竹物の竹の茶漉しなど、数量限定で販売される製品にも注目です。
内装に込められた工芸の美
福岡天神店の内装は、九州各地で培われた工芸技術を駆使したものとなります。壁面には長崎の諫早石や波佐見焼の陶片を利用した仕上げが施され、ダイニングコーナーには八女提灯をデザインした照明がマッチしています。こうした職人技によって作られた空間は、訪れる人々に九州の工芸の素晴らしさを実感させ、心豊かなひとときを提供することでしょう。
ワークショップでの体験
さらに、定期的に開催されるワークショップでは、しめ縄作りやふきん染色、金継ぎといった体験が用意されており、参加者は自らの手で作品を仕上げる楽しさを味わえます。これはただの買い物だけでは得られない、深い体験となることでしょう。
ポップアップストアでの特別な体験
加えて、福岡天神店オープンに合わせて、期間限定のポップアップストアも展開されます。5月2日から10月までの半年間にわたって、月ごとに異なるテーマや商品ラインアップが登場し、特にJuneにはPerfumeのかしゆかさんが店主を務める「かしゆか商店 リアルストア」が出現します。⭐この特別なイベントは工芸品の魅力をアピールする素晴らしい機会となるでしょう。
このように、中川政七商店 福岡天神店はただの店舗以上の価値を持つ場所として、多くの人々を惹きつけること間違いなしです。工芸と食文化が織りなす新たな出会いに、ぜひ期待してください。