大阪シーリング印刷、万博シグネチャーパビリオンに物品協賛
大阪・関西万博が2025年に開催される中、株式会社OSPホールディングスがこのイベントのシグネチャーパビリオン「いのちの未来」に物品協賛を行うことが決まりました。OSPホールディングスは、大阪市天王寺区に本社を置く企業で、シールやラベル、フィルム製品、紙器パッケージなどをワンストップで製造する大阪シーリング印刷を中心としたグループです。この協賛は、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に共感したことが背景にあります。
シグネチャーパビリオンとは
シグネチャーパビリオンは、訪れたすべての人々が「いのち」というテーマについて新たな理解を得ることを目的としています。このパビリオンは8名の専門家たちによって構成されており、それぞれの視点から万人に共通するメッセージを持った作品を提供することを目指しています。このように、彼らの作品はそれぞれの哲学を反映した「署名作品」として、万博を象徴する重要な役割を果たします。
「いのちの未来」とは
「いのちの未来」では、大阪大学の教授でありATR石黒浩特別研究所の客員所長でもある石黒浩氏がプロデュースしています。ここでは人型アンドロイドを常時展示し、最先端のロボット工学に触れることができます。また、オンラインでも楽しめるバーチャルパビリオンも設けられ、物質的な制約を超えた新しい体験が可能になります。バーチャル空間ならではの感覚で「新しいいのち」を感じ取ることができるこの仕組みは、参加者に対して新たな体験を提供します。
OSPグループについて
OSPグループは、国内9社、海外7社を含む計16社を展開しており、食品流通を中心とした社会インフラの提供に取り組んでいます。全国に18ヵ所の生産拠点が存在し、高品質の製品を安定的に供給する体制を整えています。大阪シーリング印刷は1927年に設立され、以降、多様な顧客ニーズに応えるために事業範囲を拡大してきました。
OSPグループの特徴は、シールやラベル、フィルム製品、紙器パッケージなどの製造にとどまらず、販促物の企画・デザイン、製造を通じて社会に貢献している点です。また、資材調達から印刷用原紙、周辺機器の開発まで幅広く展開し、グループ全体でのシナジーの実現に努めています。
結論
今回の協賛は、OSPホールディングスが新しい社会の在り方や「いのち」の大切さを伝えるための重要な取り組みと言えます。万博という大きな舞台で、彼らのビジョンが多くの人々に届くことを期待しています。未来に向けた新たな一歩を踏み出すこの機会に、ぜひ皆さまも注目してみてください。