ブラウザ拡張の新たな扉を開く一冊
プログラミングを始めたばかりの初心者や、ブラウザ拡張機能に興味を持つ技術者に向けて、その制作方法を学べる本書『JavaScriptで作るいまどきのブラウザ拡張』が、インプレスのNextPublishingより発行されました。著者であるMichinari NUKAZAWA氏が、クロスブラウザ対応のアドオン開発に特化した実践的なガイドをこの一冊にまとめています。
技術の泉シリーズとは?
本書は、技術同人誌を基にした商業書籍に位置付けられる『技術の泉シリーズ』の一翼を担います。このシリーズは、さまざまな技術者が持つ知見を広めることを目的としており、即売会や勉強会を通じて集まった質の高い情報を提供しています。
書籍概要
- - 著者: Michinari NUKAZAWA
- - 価格: 電子書籍版1,800円(税別)、印刷書籍版2,000円(税別)
- - フォーマット: 電子書籍(EPUB3)、印刷(B5、カラー、70ページ)
- - ISBN: 978-4-295-60306-1
開発環境の構築から始まる学びの道
本書は、JavaScriptを用いてブラウザ拡張機能を開発したい方必見の内容です。序章では、開発環境のセットアップ、基本的なAPIの活用方法について詳述されています。特に、ChromeやFirefoxなど異なるブラウザ間で互換性を持たせることを重視した解説がなされています。
実践的なコード例が豊富に掲載
各章には、理論だけではなく、実際に動作するコード例が多く掲載されており、読者はすぐに手を動かして試すことが可能です。この手法により、学習が深まる効果があります。例えば、バックグラウンドスクリプトの役割やマニフェストファイルの設定方法についても丁寧に触れています。
トラブルシューティングも徹底解説
実際の開発で直面する問題やエラーのデバッグ方法も詳細に説明されています。この現場視点のノウハウは、公式のドキュメントでは得られない貴重な情報です。中盤以降では、APIの詳細解析やストアへの公開方法、そしてリリース後のフォローアップまでフォーカスを絞っています。
誰にでも手に取ってほしい一冊
プログラミングに対する情熱を持っている方、自分だけのブラウザ拡張機能を作りたい方には、特におすすめの一冊です。技術を学ぶ上で確固たる知識を身につけ、実際に成果を出すための道筋が示されています。この本を通じて、読者はブラウザ拡張機能の開発のワールドへと足を踏み入れられるでしょう。さらに、業務で必要とされるクロスブラウザ対応のスキルを手に入れることができます。
販売情報
本書は、Amazon Kindleストアや楽天koboなど、様々なプラットフォームでの販売を予定しています。また、全国の書店からもご注文が可能です。電子書籍と印刷書籍を同時に手に入れることができる便利な一冊となっています。
まとめ
技術書典や勉強会で培った経験を生かし、インプレスは今後もこのような書籍を通じてエンジニアの技術の普及に貢献していくことでしょう。『JavaScriptで作るいまどきのブラウザ拡張』を手に取り、アドオン開発の世界を楽しんでみませんか?