向島百花園の春の七草祭り
向島百花園では、毎年恒例の「春の七草」の催しを開催します。今年のイベントは、12月20日、22日から28日まで、さらに1月4日から7日までの期間にわたり行われます。この催しでは、古来より「七草粥」という形で正月に食べられてきた七草がテーマです。「せり」「なずな」「ごぎょう」「はこべら」「ほとけのざ」「すずな」「すずしろ」の7種類の草がこれに含まれ、災いの除去や富貴の象徴とされています。
伝説と歴史
向島百花園は、江戸時代の開園当初から、年末に新鮮な七草を籠に詰めてお得意様にお歳暮として贈るという習慣がありました。この伝統が現在の「七草籠」の起源になっているとも言われています。明治33年には、著名な御客様であった九條家の節子姫が皇室に入られ、そこで七草籠が宮内庁に届けられるようになりました。今日でも、向島百花園の職員は毎年、手作業で育てた七草を籠に盛り込んで、新年に皇室に献上しています。
催しの詳細
今年も献上七草籠の制作過程を訪れる一般の方へ披露する「伝統技能見学会」を実施します。この見学会は、12月20日(土)に開催され、雨天の場合は中止となります。
- 献上七草籠の制作:10時~
- ジャンボ七草籠の制作:13時~
各回約45分程度のプログラムです。
売店前四阿(あずまや)
無料(入園料は別途必要)
当日自由に参加できます。会場に直接お越しください。
雨天中止の場合は、公式Twitterでお知らせします。
七草の展示
更に、12月22日から28日、1月4日から7日までの期間中、「献上七草籠」や「ジャンボ七草籠」、「地植えの春の七草」が展示されます。展示時間は、9時から17時までで、最終入園は16時30分まで可能です。
- 献上七草籠の展示:サービスセンター前
- ジャンボ七草籠の展示:売店前四阿
- 地植えの春の七草の展示:春の七草コーナー
12月29日から1月3日まで。
アクセス
向島百花園へのアクセスは、東武スカイツリーライン「東向島駅」から徒歩約8分、京成電鉄押上線「京成曳舟駅」からも徒歩約13分で到着します。また、都営バスの「百花園前」バス停からもアクセス可能です。駐車場はご用意されていないため、公共交通機関での来園をおすすめします。
まとめ
日本の伝統文化に触れられる高貴なひとときを、ぜひ向島百花園でお楽しみください。また、職人の技と歴史を目の当たりにできる貴重な体験は、多くの方に親しまれることでしょう。