フォアーゼットがサイバー保証を提供開始、セキュリティ対策を強化

フォアーゼットの新たな取り組み「サイバー保証」の全貌

株式会社フォアーゼット（本社：山口県大島郡、東京営業所：東京都千代田区）は、新たに提供する「サイバー保証」付きのセキュリティサービスを発表しました。これは、国内の大手損害保険グループと連携し、自社の脆弱性診断やペネトレーションテストを受けた企業に対し、インシデント発生時の対応支援を行うものです。従来の保険や診断サービスを補完する新機能として注目されています。

サイバー保証の必要性とは？

サイバー攻撃の手法は年々進化しており、企業は対応が追いつかない状況にあります。いかに技術的な対策を強化しても、未知の脆弱性や新たな攻撃方法によってインシデントが発生するリスクは完全に排除できません。情報漏えいやシステム障害が発生すれば、賠償金や業務停止による経済的な損失が大きく影響します。さらに、侵害の調査や情報流通の追跡にかかる費用は、予想以上に高額になることも多いため、中小企業にとっては大きな負担です。

サイバー保証が提供する安心感

フォアーゼットの「サイバー保証」は、攻撃者視点からの診断を受けた企業に対し、万が一のインシデントに備える保証を付与します。この新しい枠組みは、実際の被害後に必要となるフォレンジック調査やダークウェブ調査、広報対応などのコストをカバーし、ドキュメントを通じて企業の信頼性を高めます。

1. 診断と保証の一体化

このサービスを利用する企業は、自動的に無償のサイバー保証が付帯します。これにより、実際のインシデント発生時にも迅速に対応できる基盤を整えることができます。

2. 公的基準への適合

フォアーゼットの脆弱性診断やペネトレーションテストは、経済産業省の「情報セキュリティサービス基準」に適合・登録済みです。これにより、透明性と信頼性の高いサービスを提供し、安心して利用できます。

3. 国際的な専門チームによるサポート

フォアーゼットでは、国際的なセキュリティ資格を持つメンバーが営業から作業、さらに実施後の支援まで一貫して対応します。これにより、企業にとっての安心感が増しています。

サービスの詳細と申込について

「サイバー保証」は、2025年9月16日より申込み受付を開始します。本保証制度に関する詳細は、フォアーゼットが後援する「CyberCon Asia 2025」にて発表される予定です。具体的なユースケースとして、定期的な脆弱性診断と保証の組み合わせが考えられ、経営層や監査担当者への説明資料としても役立つでしょう。