アクアポニックス展
2024-08-01 07:30:03

新潟県立自然科学館がアクアポニックス展示を開始します!

新潟県立自然科学館でのアクアポニックス展示開始



新潟県立自然科学館にて、2024年8月1日より展示されるアクアポニックスシステムと水耕栽培設備が注目を集めています。これらの設備は株式会社プラントフォームによるもので、地域の農業教育に寄与するために導入されました。

アクアポニックスとは?



アクアポニックスは養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型農法です。魚の排泄物がバクテリアにより分解され、その栄養が植物に供給される仕組みです。これにより、植物は成長し、浄化された水は再び魚へ戻ることができます。この方法により、一滴の水も無駄にしない持続可能な農業が実現されています。プラントフォームは、すでに長岡での稼働から5年を経ており、一度も水を換えずに生産を続けています。

新潟県立自然科学館の役割



新潟県立自然科学館は、科学技術や地域産業への興味を育むための施設です。特に「アグリウム」という新設された体験型の農業施設では、未来の農業を感じることができ、来館者が実際にスマート農業に触れることができる貴重な機会を提供しています。センサーによる常時計測システムを備えた植物工場内では、アクアポニックスと水耕栽培の二つのシステムが試験的に導入され、観覧者はそのプロセスを楽しむことができます。

展示内容と体験プログラム



展示は二つの部屋に分かれており、アクアポニックスでは約20匹のチョウザメが飼育されています。この環境では、チョウザメが育成する様子を観察できるほか、水耕栽培ではLEDライトを用いて栽培された植物の成長過程も体感できます。興味深い点は、636株の同時栽培が行えるシステムで、様々な野菜、果物の栽培が予定されています。

また、自然科学館では、来館者が直接体験できるイベントも計画されています。これにより、参加者は持続可能な農業について理解を深めることができ、新潟県の主要産業である農業の未来について考えるきっかけになるでしょう。

プラントフォームの取り組み



株式会社プラントフォームは、アクアポニックスや水耕栽培技術を用いて持続可能な食料生産システムを拡大しています。新潟県内で初のアクアポニックスプラントを開発し、地域の環境と協調した形での農業の発展を目指している会社です。特に、地域の特産物を活かした商品開発や、安心・安全な有機野菜の提供に力を入れ、全国的な認知を広げていくことに挑戦しています。

新潟県立自然科学館のこのエキサイティングな取り組みは、未来の農業とその可持続性を考えるうえで、非常に価値のある体験になるでしょう。新潟立ちの皆さん、ぜひ足を運び、持続可能な農業の実際を体験してみてください。


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会社情報

会社名
株式会社プラントフォーム
住所
新潟県長岡市上前島1-1863
電話番号
0258-86-8460

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