鎌倉インテル、教育活動のパートナーシップを強化
2023年10月30日、鎌倉インターナショナル株式会社(以下、鎌倉インテル)は、鎌倉市教育委員会と「スポーツ・身体づくりを通じた教育活動の推進に関する連携協定」を締結しました。この協定は、地域の教育現場におけるスポーツの重要性を再認識し、次世代の育成に貢献することを目的としています。
協定締結の背景
鎌倉インテルは、これまでに鎌倉市教育委員会と様々な取り組みを行ってきました。例えば、鎌倉スクールコラボファンドを活用した探究学習の授業や、サッカーを通じた地域の子どもたちとの国際交流、さらには由比ガ浜中学校の生徒によるスタジアムの試行的な利用などが挙げられます。こうした先行するプロジェクトを通じて、鎌倉インテルは、教育活動の場としてスタジアムを有効活用する提案を行ってきました。
この度の協定締結は、双方の協力関係をさらに強化し、スポーツや身体づくりを通じた持続可能な教育活動の実践に向けた第一歩です。市の教育現場に貢献することが期待されています。
協定の内容
協定では、以下の主要な取り組み事項が示されています:
1.
スポーツ活動におけるスタジアム利用
鎌倉インテルが管理するスタジアムを、教育活動の一環として利用することに協力します。このスタジアムは、希望する小中学校によって平日の日中に使用可能です。
2.
持続可能な教育活動の実践
スポーツや身体づくりを通じて、地域の子どもたちに魅力的な学びの機会を提供することを目指します。
3.
その他の合意事項
双方が合意した内容に基づいて、追加の取り組みを模索していきます。
具体的な取組み
この協定に基づく具体的な取組みには、次のようなものがあります:
小中学校の生徒たちがスポーツを通じて身体を動かし、楽しみながら学びを深める機会を提供します。
地域の子どもたちが鎌倉インテルと連携した授業を受けることで、国際交流や多様性理解を進めます。
鎌倉インターナショナル株式会社の概要
鎌倉インテルは、2018年1月に設立され、競技人口と観戦者数が最も多いサッカーを通じて日本の国際化を目指す企業です。代表は四方健太郎氏で、神奈川県鎌倉市に本社を構えています。公式サイトは
こちら。現在、神奈川県社会人サッカーリーグ1部で活動しており、将来的なJリーグ参入を視野に入れています。
同クラブのビジョンは「CLUB WITHOUT BORDERS」、人種、宗教、性別、年齢の差別なく、あらゆる人々を受け入れるサッカークラブの実現を目指しています。また、海外で活躍する選手や人材の育成にも力を入れ、鎌倉からグローバルに通用する人材の育成を目指しています。
この協定は、地域の教育とスポーツの両立を促進する重要なステップであり、今後の活動に期待が寄せられます。