ADFデザインアワード2025の応募が始まりました
NPO青山デザインフォーラム(ADF)が主催する、国際デザインアワード「ADFデザインアワード2025」の応募が開始されました。これは今年で15回目を迎えるもので、デザインの最前線を探求し、その成果を世界に発信する重要な機会です。
応募概要と日程
応募受付は2024年8月15日(木)から12月20日(金)までの期間で、日本時間必着となっています。このアワードは、最優秀賞に30,000米ドル、優秀賞には各5,000米ドルを2作品に授与し、総額は約50,000米ドルにも及ぶため、多くのデザイナーにとって魅力的な挑戦となることでしょう。
受賞者たちは、2025年4月に開催予定の世界最大の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」において、ADFの会場で自らの作品を展示するチャンスを得られます。また、その期間中にはレセプションパーティーも予定されており、受賞者同士や関係者との交流の場も提供される予定です。
さらに、東京・青山にあるADFギャラリースペース、そしてメタバースミュージアム「COCO WARP」でも作品の展示が行われるため、受賞作品は多様な形での評価と発信が行われます。これは、世界中のデザインテーマにアクセスできる貴重な機会です。
応募カテゴリーと審査基準について
アワードには複数のカテゴリーが設けられており、ホスピタリティ、コマーシャル&オフィス、集合住宅など、多岐にわたるデザインプロジェクトが対象です。特に、各作品の美しさ、イノベーション、有益性、地域性に基づいて審査が行われます。
また、審査員は今後発表される予定ですが、過去の受賞作品には、益子一彦や三上建築事務所の「砺波図書館」など、注目の作品も多く登場しています。
応募資格と参加方法
応募資格は個人またはグループに広がり、国籍は問いませんが、参加者はADFのメンバーである必要があります。入会費は無料なので、気軽に参加することができます。応募方法は、デザイン提案書とデザイナー経歴書を指定のフォーマット(A4横PDF)で提出するというシンプルな形になっています。
受賞のメリット
最優秀賞を受賞した場合、授与される賞金の他に、ADFビジネスマッチング事業部による1年間のPRサポートも受けることができ、デザイナーとしてのステージを一層広げるチャンスを得られます。受賞した作品はADFが運営するヴァーチャルミュージアム「COCO WARP」やアートギャラリーでの展示機会も与えられます。
最後に
「ADFデザインアワード」は、単なるコンペティションに留まらず、世界中から集まる優れたデザインを発掘し、評価し、さらにはその素晴らしさを周知させる使命を持っています。今年も多くのクリエイターの参加を期待しています。この機会に是非、あなた自身のデザインを世界へと発信してみてはいかがでしょうか。