インテリア業界の未来、サスティナブルな展示会「JAPANTEX 2025」に出展

インテリア業界の新たな潮流が見える「JAPANTEX 2025」

2025年11月、東京ビッグサイトで開催される「JAPANTEX 2025」は、日本最大級のインテリア国際見本市です。この展示会は、1982年から40年以上にわたり、インテリア業界を支え続けてきた信頼のあるイベントで、今年も多くの注目が集まることでしょう。

『孚美(FūūBi)』の出展

その中でも特に注目を集めているのが、株式会社前田技研が展開するインテリアブランド『孚美(FūūBi)』です。ブランド名の「孚」には「育む、育てる」という意味が込められており、「美」は「美しいもの」へと結びついています。つまり、自然との共生をテーマに、環境に優しい材料と製法を用いて、美しいデザインのインテリアを提案しています。

展示ブースのテーマは「自然と共生できる空間」。これに基づいて、出展されるすべての製品が選ばれています。来場者は、個々の製品がいかに自然環境と調和しているのかを深く理解できる内容となっています。

環境に配慮した製法と材料

『孚美(FūūBi)』の製品は、環境負荷を低減するために、3Dプリンターを利用して製造されています。この技術は、材料を熱で溶かし、層を重ねていく方式であり、切断や廃棄物の発生を抑えることが可能です。使用済みの製品も再利用され、新たな製品に生まれ変わることができるため、循環型のライフサイクルを実現しています。

具体的な材料としては、トヨタ車体製スギの間伐材を利用した「TABWD®」や、海岸から50km以内に埋もれているプラスチックを取り入れた「オーシャンバウンドプラスチック」などが挙げられます。これらの材料は、微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、環境への負荷が極めて少ないのです。

ブース情報と展示内容

「孚美(FūūBi)」の展示ブースは、東京ビッグサイトの南1ホール、ブース番号JT-E10になります。来場者は、革新的なインテリア商品の展示を通じて、未来の生活空間を想像することができるでしょう。

展示品には、スタイリッシュなテーブルやスツール、植木鉢、さらには小物入れなどが含まれており、どれもこのブランドの哲学を体現しています。製品一つ一つが、自然と調和したデザインを追求しており、必要とされる素材を厳選することで、持続可能な未来に向けた意思を強く感じさせます。

会社概要とお問い合せ

株式会社前田技研は、1968年に設立され、愛知県岡崎市に本社を構えています。現在、インテリアブランドの製造販売と大型3Dプリンター造形サービスの提供を行っており、革新的な技術を活用して新しい時代のインテリアを提供しています。

興味のある方はぜひ、展示会に足を運んでみてください。ご質問や詳細情報は公式サイトや担当までお気軽にお問い合わせください。

公式サイトのリンクもご参照ください：前田技研公式サイト