Workivaが日本拠点を新設し初オンラインフォーラム開催、企業の情報開示を強化
Workiva、日本拠点設立と初のオンラインイベント開催
Workivaは、企業の財務および非財務情報の管理をサポートするため、日本に新たな拠点を設立しました。この新拠点は、非財務情報の開示ニーズが高まりを見せる日本市場に対応するためのものです。さらに、彼らの初のオンラインイベント「ファイナンス&ESGマネジメントフォーラム2023」を開催し、各企業が抱える課題とその解決に向けた情報を提供しました。
近年、特に欧州では企業がサステナビリティ情報を含む非財務情報を開示する基準が整備されつつあり、企業はそれに従った透明性のある報告が求められています。これは、投資家や取引先が企業価値を正確に評価するための重要な要素となっています。
企業の新たな課題
日本企業は、自社の財務と非財務情報の開示において、手動でデータを収集し、加工するなど非効率的なプロセスから脱却する必要があります。このため、信頼性の高い内部統制や情報基盤の構築が求められているのです。企業はこの変革の時期において、どのように効率的な情報開示プロセスを確立し、企業価値を向上させるのかに頭を悩ませています。
フォーラムの内容
「ファイナンス&ESGマネジメントフォーラム2023」では、「財務・非財務情報開示プロセス変革」がメインテーマとして掲げられました。参加者は、業界の先進企業の事例発表や、専門家による講演を通じて、企業の現在地や課題を明確にし、今後の方向性やアプローチについて考察しました。登壇者には武田薬品工業や旭化成、日立ソリューションズの専門家らが名を連ね、参加者に貴重なインサイトを提供しました。
Workivaの役割
Workivaは、2008年に創業以来、財務および非財務データの管理や報告支援において、世界中で約5,900社で利用されてきました。新たに日本市場に参入することで、日本企業が今後のESG管理や情報開示において必要なサポートを提供し、企業価値の向上をサポートすることを目指しています。
SVPエリック サイトウは、「このフォーラムが日本の企業価値向上につながる気づきや刺激を提供できることを期待しています」とコメントしています。
透明性と信頼性の提供
Workivaは、透明性の高い報告や非財務情報の開示を強化することを目的とし、企業が求める規制、財務、ESGに関する情報を簡単に管理・開示できるクラウドベースのプラットフォームを提供しています。このプラットフォームにより、複雑な報告や情報開示のプロセスが簡素化され、企業の内部統制が強化されることが期待されます。
これからの展望
今後、日本の企業は変化する環境に対応するため、情報開示のあり方に革新をもたらす必要があり、Workivaの新しい拠点とフォーラムがその一助となるでしょう。企業が今後も持続可能な成長を遂げるために、いかに財務と非財務数値の報告を統合していくかは重要なテーマです。
詳細な情報やイベント参加の資料は、Workivaの公式ウェブサイトを通じて確認できます。
会社情報
- 会社名
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ワーキーバジャパン合同会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-6-2新丸の内センタービル21階
- 電話番号
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03-6634-7650