ヘルプマーク普及
2014-12-01 15:00:29
東京都がNECとともにヘルプマーク普及に向けた新たな取り組みを開始
東京都がNECと連携してヘルプマークの普及を推進
東京都は、ヘルプマークの認知向上を目的とした官民連携の新たな取り組みを、NECと共に始動しました。この取り組みにより、ヘルプマークに対する企業内の意識を高め、より多くの都民がヘルプマークの意義を理解できることを目指しています。具体的な普及プログラムについても検討を進め、実行に移す予定です。
ヘルプマークとは?
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要とすることが外見から分からない方々に対して、周囲の人々にその必要性を伝えるためのマークです。このマークを活用することで、視覚的に配慮が必要であることが伝わり、よりサポートを受けやすくなることを目的としています。東京都は、ヘルプマークを日常生活で有効に活用するための社会づくりを推進していきます。
NECとの連携の背景
NECは2014年から東京都障害者福祉会館と協力し、地域支援活動に取り組んでおり、特に夏休み特別イベントでは聴覚障害者向けに手話講演会や映画上映を行った実績があります。この活動を通じて、東京都が掲げるヘルプマークの普及推進に賛同し、官民連携が成立しました。今後、NECは「人と地球にやさしい情報社会を実現する」ことをビジョンに掲げ、自社のポスター掲示やイントラサイトの活用など、様々な手段でヘルプマークの啓発活動を支えていきます。
企業・団体での啓発活動
東京都は、ヘルプマークサポート事務局を窓口にし、ヘルプマークの社会的認知度を向上させることに注力しています。また、民間企業への働きかけを強化し、より多くの企業や団体でヘルプマークを採用し、日々の業務や活動において活かすことができるよう努めます。特に12月にはNECグループを対象としたヘルプマークの説明会が計画されており、参加することで企業内での理解が深まることが期待されています。
ヘルプマークのデザイン
ヘルプマークのデザインは、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)に協力を得て、デザイナーの永井一史氏と柴田文江氏の手によって作成されたものです。デザインはシンプルで視認性が高く、印象的なマークに仕上がっています。
今後も東京都とNECは、ヘルプマークのさらなる普及と認知向上に向けて、官民連携を強化し、社会全体が支援を必要とする方々に優しい環境へと進んでいくことを目指します。
会社情報
- 会社名
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ヘルプマークサポート事務局
- 住所
- 東京都港区赤坂4-15-1赤坂ガーデンシティ18F
- 電話番号
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