海の哺乳類の未来を考える！豊橋市で初の合同大会開催

海の哺乳類の未来を語る合同大会開催

2025年6月、愛知県豊橋市で、海棲哺乳類研究の重要なイベントとなる「日本セトロジー研究会」と「勇魚会」の初の合同大会が開催されます。本イベントでは、クジラやラッコを含む海の哺乳類に関する研究と保全活動が集結し、専門家たちから最新の知見を学ぶことができる貴重な機会が提供されます。

開催概要

本大会は、2025年の6月7日（土）と8日（日）に豊橋市自然史博物館で行われ、一般の参加者も大歓迎です。初日の特別講演会は、13:00から始まり、著名な研究者たちがそれぞれの研究成果を発表します。2日目の研究発表では、より多様なテーマに関する口頭発表やポスター発表が行われ、参加者同士の活発な意見交換が期待されています。

日程

- 特別講演会：6月7日（土）13:00〜（開場12:00）
- 研究発表：6月8日（日）9:15〜（開場9:00）

残念ながら特別講演会の無料参加枠はすでに満員ですが、一般の参加者も有料で2日目の研究発表に参加することで特別講演も聴講可能です。

参加費用

- 一般会員：4,000円
- 学生会員：2,000円
- 一般非会員：5,000円
- 学生非会員：3,000円

講演者の紹介

特別講演会では、3人の専門家が登壇します。具体的には、豊橋市自然史博物館の安井謙介氏が「渥美半島沿岸に漂着した鯨類について」、名古屋港水族館の神田幸司氏が「水族館で知るイルカとクジラについて」、三重大学鯨類研究センターの吉岡基氏が「鯨類のストランディング調査」といったテーマでそれぞれの研究を発表します。

海棲哺乳類の理解を深めるチャンス

2日目の研究発表では、「太平洋におけるネズミイルカの遺伝的・形態的分化」や「シャチにおける視覚認知研究」といった興味深いテーマが扱われ、専門家同士や参加者が活発に議論を交わす機会が設けられます。これにより、海棲哺乳類に関する理解が深まることが期待されます。

アクセス方法

豊橋市自然史博物館へのアクセスは、公共交通機関を利用するのが最も便利です。JR豊橋駅から電車で「JR二川駅」下車後、徒歩約6分で到着します。また、自家用車の場合は周辺の混雑を避けるため、公共交通機関の利用をお勧めします。

お問い合わせ先

本大会に関する詳細は、以下のメールアドレスからお問い合わせください。
E-mail：[email protected]
特別講演会や研究発表の最新情報も随時更新されるため、ぜひ公式ウェブサイトもチェックしてください。

公式サイトリンク：日本セトロジー研究会
公式サイトリンク：勇魚会

今回の合同大会は、海棲哺乳類の研究や保全を志す人々にとって、新しい出発点となることでしょう。この機会にぜひ、最新の研究成果に触れ、海の哺乳類について学んでみてください。