地域との交流を深める移動式カフェ
福井県坂井市では、県外の大学生3名が参加する長期インターンシッププロジェクトが進行中です。このインターンシップの一環として、9月12日から14日にかけて「第1回笑楽日にっこりカフェ」が開催されます。このイベントは、地域住民と大学生が交流することを目的にしており、特に健康や地域の未来についての情報共有を促進する場となります。
イベントの概要
今回のイベントは、受け入れ先である「デイサービス山のいえ笑楽日」との協力によって実施されます。移動式カフェは、名付けて「竹田de語る会」として、丸岡町の竹田地区内にある3カ所の公民館で開かれ、各自がリラックスした雰囲気の中で自由におしゃべりできます。
- 9月12日(金)午前10時~12時、午後2時~4時
- 9月13日(土)午後2時~4時
- 9月14日(日)午前10時~12時
- 9月12日午前: 曽谷公民館
- 9月12日午後: 山口公民館
- 9月13日午後: 山竹田公民館
- 9月14日午前: 山口公民館
目的と意義
この移動式カフェの趣旨は、健康的な生活に必要な知識を地域住民に提供することです。特に、介護や認知症、介護保険に関連する情報も取り扱うことで、参加者が元気に暮らせるようサポートします。セミナー形式ではなく、リラックスした雰囲気の中で自由に話し合うことを目指し、小規模での開催を心がけています。
開催の背景
「地域あっての笑楽日」という理念のもと、このイベントが実現しました。施設長とインターン生が意見を交わし、地域住民の日常生活に寄与したいという共通の想いから生まれた企画です。また、インターン生が地域の約15人の住民から話を聞いたところ、地域の人口減少により近隣間の交流が減少していることが明らかになりました。これを受け、移動式カフェの設置が「互いに近くで助け合う」地域絆の強化に役立つと考えました。
インターンシップ事業の紹介
坂井市の長期インターンシップ事業では、県外の大学生が市内の事業所の課題解決に取り組んでいます。彼らは地域資源に触れながら滞在し、坂井市を「第2のふるさと」として感じてもらうことを目指しています。この期間は8月19日から9月18日まで続き、別の受け入れ先である「KAWAINOUEN」では、2名が動画制作に励んでいます。イベントの最終報告会は9月18日に市役所で開催予定です。
まとめ
地域とのつながりを深める「第1回笑楽日にっこりカフェ」は、県外の大学生と地域住民の交流の場として重要な意味を持っています。健康づくりに対する意識を高めるとともに、地域の未来に対する理解を深めるきっかけとなることでしょう。このイベントを通じて、地域の活性化につながることを期待します。