救急医・外科医・CEOが大学教授に! 医療AIフロンティア学プロジェクト始動
大阪急性期・総合医療センターの救急専門医・外科医であり、株式会社fcuro代表取締役 CEOの岡田直己氏が、2025年度からiU(国際大学)の正教授に就任することが決定しました。
岡田氏の教授就任は、ソフトバンクグループの後継者およびAI群戦略を担う事業家を発掘・育成することを目的に設立された「ソフトバンクアカデミア」の公募により実現しました。
iUは、岡田氏を含む9名程度のプロジェクト教授を採用する計画で、学生や客員教員・研究員と連携し、産学連携プロジェクトを推進していきます。
医療AIフロンティア学:医療現場とAI技術の融合
岡田氏が率いる「医療AIフロンティア学」プロジェクトは、高齢化社会における医療現場の課題解決を目指します。医師の勤務超過や労働環境改善に向けたICT活用が求められる中、医療現場の知見とAI技術を融合させたソリューション開発を推進します。
岡田直己氏のビジョン:日本の医療現場から世界へ
岡田氏は、自身の医師としての経験から、医療現場におけるICT活用の課題を痛感しています。ビジネスとICTの知識を駆使し、医療を取り巻く環境に変化を起こすために、次世代の医療従事者と共に挑戦していくことを決意しました。
学生に対しては、現場での実体験を通して、実用的なソリューションを生み出すことを期待しています。このプロジェクトを通じて、日本の医療現場から世界へとソリューションを発信し、医療の未来を切り開くことを目指しています。
ソフトバンクアカデミア、iUの期待
ソフトバンクアカデミアは、岡田氏の教授就任を喜び、医療分野におけるAI活用の革新を通じて、より良い社会づくりに貢献することを期待しています。iUの中村伊知哉学長は、岡田氏の経歴と「医療AIフロンティア学」プロジェクトに大きな期待を寄せており、iUに医療とAIの看板が掲げられることを喜んでいます。
岡田直己氏プロフィール
・慶應義塾大学医学部卒業
・大阪急性期・総合医療センター高度救命救急センター 救急専門医・外科医
・株式会社fcuro 代表取締役 CEO
・日本救急医学会AI研究活性化特別委員会 委員
・第1期未踏AIフロンティアプログラム・国家認定AIエンジニア
iU(国際大学)について
iUは、ソフトバンクグループの後継者およびAI群戦略を担う事業家を発掘・育成することを目的に、2010年に開校された「ソフトバンクアカデミア」を母体とする大学です。
まとめ
岡田直己氏のiU教授就任は、医療分野におけるAI技術活用の新たな可能性を示すものです。岡田氏の指導の下、学生たちは医療現場の課題解決に貢献する革新的なソリューションを生み出すことが期待されます。