デリズマートの挑戦
2023-02-09 11:00:01
デリズマートが新たな経営体制で食品流通DXを加速
デリズマートが食業界のデジタルトランスフォーメーションを加速
日本の食品流通業界で革新を促すスタートアップ、デリズマートが、エンジェル・シードラウンドを成功裏に終え、さらなる成長を目指して新たな経営体制を整えました。これにより、落合雄一氏がCTO、權一氏がCPO、近野潤氏が執行役員に就任し、強力なチームが形成されました。
デリズマートのプロダクトは、食品流通のデジタル化を実現するために設計されたプラットフォームです。このシステムは小売企業やバイヤーにとって、MD業務を効率化し、新商品の開発スピードを加速させ、調達コストを削減することが可能です。また、クラウド管理を使用して、サプライチェーン全体における受発注や在庫の管理を統合し、各データを一元化します。このような取り組みは、業界が長年抱えていた運用上の課題を解決し、バックエンド業務の円滑な運用を実現します。
生産者や食品メーカーにとっても、デリズマートのメリットは大きいです。商品提案業務の自動化により、時間や費用の大幅な削減が可能になり、営業活動の効率が向上します。見積書の作成からメール送付、進捗管理まで、手間のかかる業務を自動化することで、販路拡大のチャンスを確保し、利益の向上を後押しします。
新経営体制と出資者の期待
グリーベンチャーズからの出資を受けたデリズマートは、食品チェーンストアと新興食品ブランドを結びつけ、取引コストを削減するべく挑戦しています。相川真太郎氏は、デリズマートの活動が新しい食品業界の可能性を広げることに期待を抱いています。
デリズマートの代表取締役CEO、上村友一氏は、自社のミッション「おいしい未来をデザインする」に基づき、業界の構造的課題解決に取り組む意義を強調しています。この背景には、日本の食品業界が直面している為替や原油価格の影響がありますが、上村氏は、デリズマートがこの変革を先頭に立って進めていく意気込みを語っています。
CTOの落合雄一氏は、食品業界のデジタル化に向けた新たな挑戦を明言しました。彼は分散したデータの統合を推進し、各職種に応じたソリューションを提供することで、業界全体の効率化を実現する考えです。
食品業界における未来
CPOの權一氏も、食品業界が抱える変化の激しい環境の中で、テクノロジーとオペレーションを駆使し、サプライチェーン全体の改善を目指すと述べています。近野潤氏は、これまでの経験を活かし、商品開発のDX化に取り組むことで、日本全国からの美味しい食材を多くの人々に届ける役割を果たすと力強く語りました。
デリズマートでは現在、共に「おいしい未来をデザインする」仲間を募集中です。カスタマーサクセスやソフトウェアエンジニアとしてのポジションを提供しており、これによりさらなる成長を目指しています。
この新しい経営体制とともに、デリズマートは日本の食品業界に新たな風を吹き込む存在となることを目指しています。今後の展開に目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社デリズマート
- 住所
- 東京都中央区銀座6-13-16 銀座ウォールビル5階
- 電話番号
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