銚子市のウオッセ21が新たな活用法を模索
千葉県銚子市に位置する水産物即売センター「ウオッセ21」が、今後の運営方針を見直すため、事業者からの提案を求めています。この施設は、平成3年に開設され、長年地域の観光と経済に貢献してきました。しかし、新型コロナウイルスの影響により来場者が大幅に減少し、運営が厳しい状況に直面しています。
施設の背景
ウオッセ21は、千葉県の「ふるさと千葉5カ年計画」に基づいて設立され、山や海の新鮮な食材を提供する場所として、多くの観光客に親しまれてきました。特に地元の魚や特産物が豊富に揃うことから、観光施設としての役割を果たしていました。しかし、近年の訪日観光客の減少や地域内の観光客数の影響で、テナントが減るなどの問題が生じています。
事業提案の募集について
銚子市では、今後の施設活用に関する新しいアイデアを持つ事業者から提案を募っています。具体的なスケジュールとしては、応募に関する相談や質問の受付が令和6年3月18日から5月10日まで行われる予定です。さらに、施設の見学会も実施され、実際に施設を見てから提案を行うことも可能です。
提案書の締切は、意見交換に参加しない場合は5月31日、参加する場合は意見交換日の3営業日前となります。地域の特性を生かした新たなサービスや、観光客を引きつけるイベントなど、多様なアイデアが期待されているとのことです。
施設見学会と意見交換
現地見学会は4月22日から26日の間に行われます。また、提案内容についての意見交換も集中的に行われ、アイデアをブラッシュアップする機会も設けられています。この機会を利用し、事業者同士でのネットワーキングも実現できるため、参加をお勧めします。
お問い合わせ先
提案に関する詳細情報や申し込みについては、銚子市秘書広報課公民連携事業室までお問い合わせください。電話0479-21-3779、ファックス0479-25-4044、またはメール
[email protected]での連絡が可能です。地域の活性化に寄与する新しいビジネスモデルを持つ方々のご応募をお待ちしております。
施設の未来を共に描き、銚子市の魅力を再発見する企画に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。