名古屋鉄道が提供するエリア版MaaSアプリ「CentX」は、地域共創のデジタルプラットフォームとしての進化を遂げるため、「CentX共創プログラム2024」の実施を発表しました。このプログラムでは、2社のパートナー企業と連携し、様々なサービスの実証実験を通じて「CentX」の機能強化を図ります。
パートナー企業
新たな共創を進めるために選定されたのは以下の2社です。
1.
株式会社Bashow(本社:東京都中央区)
2.
株式会社palan(本社:東京都渋谷区)
これらの企業との協力により、「CentX」は利用者にとってより便利で魅力的なプラットフォームへと進化します。
実証実験の内容
1. Bashowによるサービス強化
株式会社Bashowとの提携により、乗換案内やマイ駅機能に動態的なトピックを提供します。
例えば、利用者が「マイ駅」として登録した駅や目的地を検索すると、駅周辺の最新のおすすめスポット情報が表示されます。この情報は、移動中の立ち寄りを促進し、新たな移動需要の創出を目指しています。
実証実験の期間は【3月31日から9月30日】の予定で、対象となる駅は豊橋駅、東岡崎駅、知立駅など10駅に及びます。
2. palanによるAR技術の活用
続いて、株式会社palanとの協力によりAR技術を活用したデジタルスタンプラリーを開催。名鉄百貨店のナナちゃん人形をARで再現し、名鉄名古屋駅や金山駅など8カ所のスポットを巡る体験を提供します。このスタンプを集めることで、利用者は特典が手に入ります。
実施期間は【4月1日から6月30日】の予定であり、スタンプを集めることでドリンクチケットや割引クーポンなどのプレゼントがもらえるのが魅力です。
参加特典と方法
ARデジタルスタンプラリーの参加特典として、スタンプ数に応じてCoke ONドリンクチケットや割引クーポンが提供されます。特に、スタンプを8個集めると、限定のAR体験とともにナナちゃんグッズが抽選で当たる特典も用意されています。詳しい参加方法や特典内容については、特設サイトで確認できます。
This initiative is part of名古屋鉄道グループ’s ongoing commitment to fostering open innovation through名鉄オープンイノベーションLab.