miParu(R)が登場
2017-10-05 10:30:05

最先端のセキュリティを提供する電子証明書対応SDメモリカード「miParu(R)」の登場

未来を見据えた新技術「miParu(R)」



株式会社ミルウスは、最近発表した電子証明書対応SDメモリカード「miParu(R)」により、IoT情報のセキュリティに関する新たな可能性を切り開きました。この製品は、サイバートラスト株式会社やデジオン、広島市立大学と共同開発され、セキュアな情報流通を目指しています。

「miParu(R)」は特に、医療やヘルスケア関連情報の取り扱いに重点を置いています。利用者の個人情報を、高度なセキュリティで守ります。具体的には、SDメモリカード内に設けられた秘匿領域に、電子証明書に必要な秘密鍵を搭載し、さらには医療の要配慮個人情報を収納するための“個人情報金庫領域”を提供します。

SeeQVault(TM)規格との連携


「miParu(R)」は、NSM Initiative LLCが提供するコンテンツ保護規格「SeeQVault(TM)」に基づいています。この規格を利用することで、IoTやビデオだけでなく、一般コンテンツに対しても広く応用可能となります。「miParu(R)」はその初の適用例として期待されています。

展示会での紹介


この新しい製品は、2017年10月11日から13日に開催される「BioJapan 2017」にて展示される予定です。ミルウスブースでは製品の実物を見学できるほか、代表の南氏によるプレゼンテーションも行われます。

利用シーンの多様性


「miParu(R)」の利用シーンは多岐にわたります。例えば、電子カルテや処方箋などの医療情報を受け渡す際には、タイムスタンプや真正性を証明する形で記録を残すことができます。また、過酷な環境下で働く人々が、業務中外で集めた健康データをプライバシーに配慮しつつ管理することも可能です。さらに、メディカルツーリズムの利用者にとっても、診断や治療に関する情報を安全に共有する手段として重宝されるでしょう。

健康情報管理プラットフォームとの連携


「miParu(R)」は、ミルウスが提唱する「健康情報通帳(R)」と連携し、利用者主導の健康情報管理を実現します。このプラットフォームにより、個人が健康情報をセキュアに管理し、必要な事業者や機関と情報を安全に共有することができます。

今後の展望


ミルウスは、札幌市からの支援を受けて、今後「miParu(R)」の実証実験を実施し、この技術の確立を目指します。また、事業開始は2018年春を予定しており、札幌市内の企業や医療機関と連携して、リアルなユースケースを構築していく予定です。

この新製品は、IoT技術の発展や個人情報管理の重要性が高まる中、今後の社会において大きな役割を果たすことが期待されています。ミルウスの取り組みは、我々の健康管理や情報セキュリティの新たなスタンダードになるかもしれません。

会社情報

会社名
株式会社ミルウス
住所
北海道札幌市白石区東札幌五条一丁目1番1号札幌市産業振興センター C-6
電話番号
011-598-0411

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