弥生と筑波大学、言語処理学会で共同研究を発表
弥生株式会社(以下、弥生)は、2025年3月10日から14日まで長崎で開催される「言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)」に参加し、その中で筑波大学との共同研究成果を発表することになりました。
弥生は中小企業向けのバックオフィス業務を支援するソフトウエア「弥生シリーズ」の販売・サポートを行っており、企業の経済・会計データを蓄積してきました。ここに注目したのが筑波大学の宇津呂武仁教授で、2025年1月に共同研究がスタートしました。テーマは「会計ドメインにおける質問応答のためのLLMを用いた解説ページ順位付け」で、チャットボット技術にも応用が可能な情報検索手法を探求しています。
この研究の意義は、日本の中小企業が持つ様々な経営データを活用し、AIテクノロジーを駆使して効率的な情報提供を行う点にあります。弥生は「中小企業を元気にすることで、日本の好循環をつくる。」というミッションを掲げ、日々その実現に向けた活動を推進しています。
言語処理学会第31回年次大会の概要
言語処理学会が主催するこの大会は、言語処理技術に関する研究成果を発表し、研究者間の国際的な交流を促進する重要な場です。弥生と筑波大学は、3月12日に本会議に登壇し、最新の研究結果を公開します。
発表情報
- - 日程: 2025年3月12日(水)
- - 登壇者:
- 陸大規模なデータを扱う研究者、弥生の飯田頌平
- 筑波大学の宇津呂武仁教授
- - 発表テーマ: 会計ドメインにおける質問応答のためのLLMを用いた解説ページ順位付け
発表する論文の詳細については、
こちらからご覧いただけます。
弥生株式会社について
1978年に設立された弥生株式会社は、東京都千代田区に本社を構え、業務ソフトウエアとその関連サービスの開発・販売・サポートを行っています。現在、登録ユーザー数は350万人を超え、多くの中小企業のお客様にご利用いただいています。弥生はテクノロジーを駆使し、AIやデータ解析を活用することで、企業が直面する課題の解決に寄与しています。また、業界最大規模のカスタマーサービスセンターと強力なパートナーシップを有し、豊富なネットワークを活かした幅広い支援を提供しています。
これからも弥生は、蓄積した膨大なデータとテクノロジーを駆使し、日本のスモールビジネスを支える存在として、経済全体の活力向上に貢献してまいります。