APPOSTER JAPANがAI機能を搭載したスマートリング「b.ring」の進化を発表

AI機能を搭載した「b.ring」が健康管理を進化させる

APPOSTER JAPANは、23日に自社のウェアラブルデバイス「b.ring」の専用アプリに新たにAI機能を実装したことを発表しました。このアップデートにより、「b.ring」はただの活動量計から、より包括的なヘルスケアサービスへと進化します。

食事分析機能の導入

新たに搭載されたAI食事分析機能は、ユーザーが撮影した食事の写真を基に、摂取カロリーや主要な栄養素を自動で解析し、可視化するというものです。これにより、面倒な手入力が不要になり、日々どの栄養素をどれだけ摂取したかを直感的に把握することが可能です。この仕組みは、ユーザー自身の食習慣を見直し、改善する大きな手助けとなるでしょう。

また、今後は不足栄養素に応じた食事アドバイスや、活動データに基づいた運動提案へも機能が拡大予定です。このような機能の進化により、ただの記録アプリから、実際に生活の質を向上させるパートナーとなることが期待されます。

健康レポート機能

もう一つの新機能、AI健康レポートは、睡眠時間や心拍数、活動量など、日々のバイタルデータをAIが解析し、ユーザーの健康状態を総合的に診断します。これにより、日々の生活のコンディションを簡単に把握でき、健康管理をより効果的に行えるようになります。

この健康レポートは単なる数値の記録にとどまらず、データが蓄積されることで、個々の変化に応じたフィードバックを提供していくため、長期にわたってユーザーの健康維持をサポートします。

ユーザーの健康を第一に

APPOSTER JAPANの担当者は、「今回のアップデートは、ユーザーの日常のルーティンがより実践しやすくなるようにデザインされました。今後もAI機能を拡張し、スマートリングが生活の中でより重要な健康管理ツールとなるよう進めていきます」と語りました。

「b.ring」は、2024年に新たな睡眠計測機能を導入後、わずか2ヶ月でAmazon Japanの活動量計カテゴリー第1位を獲得し、ヨドバシカメラを含め全国約20店舗への販売ネットワークを広げています。さらには、企業向けの健康福利厚生やシニア向けヘルスケア、健康食品やフィットネス企業との連携を通じて、B2Bヘルスケアのエコシステム構築も進めていく計画です。