子どもたちがITサービスを学べる新ワークショップ「こどもGovTech Project」始動

Bot Expressが新たに始動する「こどもGovTech Project」

株式会社Bot Expressは、小学生と中学生を対象としたIT教育プログラム「こどもGovTech Project」を発表しました。このワークショップでは、AIとノーコード開発を活用し、参加者が自身の手でITサービスを開発することができる機会が提供されます。

ワークショップの内容

「こどもGovTech Project」は1日限定のワークショップで、地域の役所で実際に導入されているクラウドプラットフォームを使って、参加者はサービスを開発することになります。このプログラムの特長は、実践的な学びを通じて「社会のリアル」を体験できるところです。具体的には、以下のポイントが魅力となっています。

- エンジニアからの直接指導：プロダクト開発やサポートを行っているエンジニアから学ぶことができます。
- リアルなクラウドプラットフォーム：実際に役所で使用されているクラウドプラットフォームを活用しながら、サービスの開発を行ないます。
- 自作サービスの公開：開発した町のサービスを実際に公開する機会が得られます。

Bot Expressは、テクノロジーのエキスパートとして自治体職員とともに、町のサービス開発をサポートしています。この取り組みはすべて無償で行われ、参加する子どもたちの負担はありません。

今後の開催予定

プロジェクトは2025年8月から実施され、既に長野県佐久市、京都府長岡京市、北海道函館市、山口県周防大島町での開催が決まっています。

- 2025年8月21日 長野県佐久市
- 2025年8月30日 京都府長岡京市
- 2025年9月20日 北海道函館市
- 2025年10月 山口県周防大島町

それぞれの市区町村からの案内に基づいて詳細を確認してください。

なぜ今、こどもたちと取り組むのか

Bot Expressのミッションは「つくろう。愛される行政サービスを」です。私たちは、従来の委託型プロジェクトを超えて、自治体が自走してサービスを開発できる時代が来ていると信じています。そのため、子どもたちに関連技術を学んでもらい、将来彼らが地方自治体の発展に貢献できる人材となることを目指しています。AIやノーコード開発の力を借りることで、プログラミングの専門知識がなくてもサービスを開発することができます。

このプログラムを通じて、次世代の地方創生に寄与することが期待されています。

参加自治体の声

各参加自治体の市長や町長もこのプロジェクトに期待を寄せています。函館市の大泉市長は、子どもたちがAIやノーコード技術を学ぶことで成長できる環境を整えたいとの意向を示しました。また、長岡京市の中小路市長は、この経験が子どもたちに未来への希望を与えると考えています。周防大島町の藤本町長は、デジタル技術に触れることで子どもたちの可能性を広げていきたいと語っています。

企業のコメント

Bot Expressの代表取締役・中嶋一樹は、このプロジェクトが子どもたちに新たな刺激を提供し、社会貢献への入り口となることを願っています。情報技術に携わる体験を通じて、地域や全国の発展に寄与できる人材を育成することが、Bot Expressの目指す方向性です。

この「こどもGovTech Project」は、子どもたちがITサービスを実際に開発し、社会の役に立つ体験をする貴重な機会です。参加を希望する自治体は、Bot Expressに相談してください。ワークショップの詳細や取材の問い合わせも受け付けていますので、興味がある方はぜひご連絡を！