自走式搭乗橋登場
2026-01-21 13:19:52

自走式舶用旅客搭乗橋が横浜で供用開始!新たな航路の未来へ

自走式旅客搭乗橋がもたらす新たな航路の未来



三菱重工交通・建設エンジニアリング株式会社(MHI-TC)が、このたび横浜市に納入した「自走式舶用旅客搭乗橋」、通称「Mitsubishi Marine Bridge(MMB)」が1月13日より供用を開始しました。この画期的な装置は、横浜港大さん橋国際客船ターミナルにおいて、大型クルーズ船へのアクセスをより安全で快適なものにすることを目的として設計されています。

自走式MMBの特徴



新たに導入されたMMBは、16輪の独立操舵機能を備えており、岸壁上を自由に往来できるのが特徴です。この技術により、岸壁の先端を転回できるため、さまざまな着岸位置に柔軟に対応できます。たとえば、大さん橋ふ頭と新港ふ頭、山下ふ頭の双方で運用可能です。

さらに、MMBはGNSS(全球測位衛星システム)を用いた自動走行機能を搭載しており、空港用の旅客搭乗橋であるPBB(Passenger Boarding Bridge)における完全自動装着システムの技術を活用しています。これにより、港湾での旅客移動がよりスムーズになります。

環境への配慮



MMBのもう一つの魅力は、その環境に配慮した設計です。搭乗橋は自家発電機能を持ち、外部からの電源供給が不要です。さらに、架橋時は陸電への電源切り替えが可能で、無駄な燃料消費を防ぎます。また、無軌道の走行機能により、岸壁の上にレールを整備する必要がないため、スペースを有効活用できます。

バリアフリー設計



旅客の移動を快適にするためのバリアフリー機能も搭載されており、緩やかな勾配のスロープを通じて、ターミナルと船舶の間を往来できます。この設計は高齢者や障害者に配慮し、誰もが利用しやすい環境を整えています。

横浜港の重要性



横浜港は1859年に開港し、2002年に現在の大さん橋国際客船ターミナルが完成しました。このターミナルは、年間300万人以上の訪問者を誇る観光スポットであり、「飛鳥Ⅱ」や「飛鳥Ⅲ」の船籍港としても知られています。今回の自走式搭乗橋の導入により、さらなる観光促進と船舶の安全運航が期待されています。

MHI-TCは今後も自走式MMBの製造と納入を通じて、船舶の円滑な運航に寄与していくとのこと。横浜港の未来を支える新しい技術が、観光や海運業界に革新をもたらすことでしょう。

結論



三菱重工が開発した自走式の舶用旅客搭乗橋は、安全で快適な旅客移動を実現するだけでなく、環境に優しい設計も魅力です。今後、横浜港のみならず、全国の港での展開に期待が寄せられています。詳しい情報については、三菱重工の公式サイトやオンラインマガジン「SPECTRA」もご参照ください。


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会社情報

会社名
三菱重工業株式会社
住所
東京都千代田区丸の内三丁目2番3号丸の内二重橋ビル
電話番号
03-6275-6200

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