キッズエンジニア2024 開催概要
2024年8月2日と3日の2日間、パシフィコ横浜で『キッズエンジニア2024』が実施されました。このイベントは、公益社団法人自動車技術会が主催し、子どもたちにエンジニアリングの魅力を伝えることを目的としています。今年で8回目の開催となり、前年(2022年)に比べ、教室型プログラムが約20%増加した23種、体験型プログラムも5種用意されました。
参加者数の増加
昨年の横浜での開催時には2,720名が参加したのに対し、今年はなんと3,666名の子どもたちと保護者が来場しました。来場者の増加は、プログラムの質と多様性が評価された結果とも言えるでしょう。
プログラムのハイライト
今回の目玉プログラムには、特に子どもたちの興味を引く内容が盛り込まれています。例えば、初めて提供された『ITとクルマの関係を楽しく学ぼう』では、プログラミングによって自分のロボットカーを操縦することができます。また、『分解したラジコンを組み立ててレースしよう!』では、自分の手でラジコンカーを作り上げ、他の参加者とレースを行う体験が提供されています。
さらに、SCSKが提供する『ミニCAMP とあるドローンの冒険ワークショップ ~ドローン×プログラミング~』では、擬人化したドローンの性格を考えながら、その動きをプログラミングするという新しいアプローチが話題を呼びました。
後援と協賛
このイベントは、内閣府や文部科学省、経済産業省など多くの官公庁から後援を受けており、教育機関や自動車関連団体とも連携しています。特に、日本自動車工業会や日本経済新聞社などが協賛しており、社会的な認知も高まっています。
参加者の声
参加した子どもたちからは、「自分の作ったロボットが動いたとき、とても嬉しかった!」という声や、「ラジコンを分解することで、どうやって動くのかが理解できた」という感想が寄せられました。これをきっかけに、エンジニアリングやプログラミングへの関心が高まることが期待されます。
おわりに
『キッズエンジニア2024』は、未来の技術者を育成するための重要なステップとなりました。今年の成功を踏まえ、来年以降もさらなるプログラムの充実と参加者の増加が期待されます。子どもたちが楽しく学び、成長する場として、ますますの発展が楽しみです。
詳細やプログラムの情報は、
公式ページで確認できます。