株式会社emomeがICC FUKUOKA 2025スタートアップ・カタパルトで優勝！

株式会社emome、ICC FUKUOKA 2025にてビジネスモデルが評価され優勝

株式会社emomeは、2025年2月17日から20日に福岡で行われた「Industry Co-Creation(ICC)サミット FUKUOKA 2025」のスタートアップ・カタパルトに参加し、見事1位を獲得しました。emomeは「エフィカシーに溢れる世界を創る」というビジョンを掲げ、高齢者の生活やコミュニティの充実を目指したサービスを展開しています。特に「リタイア後のコミュニティと最期まで継続的なケアを提供する街：CCRCC」の実現に向けて、地道な取り組みを続けています。

ICCサミットの背景と規模

ICCサミットは、業界の垣根を越えて380名を超えるスピーカーが登壇し、約1,200名の参加者が集う大規模なカンファレンスです。参加者は濃密な議論と学びを通じて、新たな産業創造の一助としています。このサミットのメイン会場はヒルトン福岡シーホークであり、今年は特にスタートアップにフォーカスされたイベントとなりました。

emomeによる高齢者ケアの革新

代表取締役の森山穂貴氏は、介護施設での実体験を基にemomeを設立しました。特に注目されるのは、映像レクリエーションクラウド「シニアカレッジ」です。これは、高齢者向けに様々な創造的なレクリエーションコンテンツを提供するサービスで、毎月30本の新規映像が更新されます。このようにして、介護現場における「めっちゃ楽しい」「めっちゃ簡単」を実現し、高齢者の生活をより豊かにすることを目指しています。

シニアカレッジの特長

- 個別性: 利用者のニーズに応じて個々のレクリエーション活動を行うことができるため、同じ時間内でも各利用者に合った活動が可能です。PCやタブレットはもちろん、スマートフォンでも利用できる柔軟性があります。
- 豊富なコンテンツ: ボードゲームや体操、歴史学習、さらには仮想海外旅行のような多彩なコンテンツが450本以上もあり、利用者や職員に新たな体験を提供しています。特に、職員向けのマニュアルを添付することで、業務が不安なスタッフでも安心して活用できるよう配慮されています。
- オーダーメイド性: 利用者のフィードバックを基にコンテンツを改善し、事業所からのリクエストにも対応しています。独自のスペシャルレク企画を通じて、全国の介護施設と連携した「共創」の場を提供しています。