育休取得率7割超
2025-11-18 12:26:55

男性の育休取得率が初の7割超え!共働き家庭のキャリア意識に変化

最近の調査によると、育休を取得する男性の傾向が顕著に変化しており、初めて育休取得率が70%を超えたことが発表されました。これは、育児と仕事を両立しようとする意識が高まっていることを示す重要なポイントです。

この調査は、株式会社プロフェッショナルバンクのHR研究所が、2025年の「いい育児の日」に合わせて行ったもので、有効回答数は1,008人にものぼりました。調査対象は20代から40代の育児中の共働き世帯の男女で、育児と男女の働き方に関する実態を詳しく探る内容です。

特に注目すべきは、男性の育休取得率が前年に比べて大幅に増加し、76.5%に達した点です。これは、昨年の61.1%から2割以上の増加を示しており、男女共に育児における役割意識が変わりつつあることを示しています。対して、女性の育休取得率は9割以上を維持しており、子育てにおいて長期取得が一般化しています。

育児中の職場環境について尋ねた結果、約8割の男女が職場の育児しやすさを肯定的に捉えており、前年よりも満足度が向上したことが伺えました。企業の制度拡充や、上司の理解が進んできたからではないかと考えられます。

さらに、両立の難しさについても調査が実施されました。男女共通で「突発的な対応」や「時間のやりくり」が最も難しいと感じていることが浮き彫りになりました。これにより、制度面の改善だけでなく、職場での理解や文化の形成も必須であることが分かります。

また、キャリアアップに関する意識調査では、男性の約8割が育児をしながらのキャリアアップは可能だと感じていますが、女性は約半数に留まるという結果が出ました。このギャップは、まだまだ男女間で解消すべき課題が残っていることを示しています。

突発的な問題に直面している声は多く、そのために仕事がさらに難しくなるという声は共通しています。男女ともに理解不足が壁となり、育児と仕事を両立する上での負担感は依然として大きいのです。

調査結果を総合すると、男性の育休取得率の向上は嬉しいニュースである一方、家庭内の育児・家事における協力意識の変化や、職場環境の改善が必要であることも明らかになりました。これからは、男女がそれぞれの役割を理解し合い、支え合う文化を育むことが求められます。

株式会社プロフェッショナルバンクは、育児とキャリアを両立できる社会の実現に向けて、今後も様々な調査や意見を発信していくことでしょう。育児をする男性や女性が環境の整備を求め、その声が反映されていくことが期待されます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
株式会社プロフェッショナルバンク
住所
東京都千代田区内幸町2-2-2富国生命ビル10階
電話番号
03-5501-7855

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。