新挑戦!kansAI0.6
2018-02-26 16:50:01
AIとデータサイエンスの新たな挑戦「kansAI0.6」が大阪で開催
大阪市でAIアクセラレーター「kansAI0.6」始動
2018年4月、大阪市にてAIアクセラレーター「kansAI0.6」が開幕します。このプログラムは、関西圏を拠点に活動するデータサイエンスコミュニティであるソレイユデータ道場(運営会社・株式会社eftax)が、神戸大学数理・データサイエンスセンターと連携して実施。プログラムの主な目的は、AIやIoT、データサイエンス分野での新たなソリューションの開発です。
プログラムの概要
本プログラムでは、参加者を「社内プロジェクト型」と「スタートアップ型」の2つのカテゴリーで募ります。事業開発とプロトタイプ開発の2段階にわたり、約6ヶ月にわたるプログラムが展開されます。最終的には、2023年10月27日(土)に大阪イノベーションハブで開催されるデモ・デイを経て、製品やサービスの商業化を目指します。
特にスタートアップ型の参加者には、最大300万円のシードマネーの出資を受けるチャンスも用意されています。
事業開発講座
4月開始の事業開発講座では、経営戦略やデザイン思考、ファイナンス、法務などについて深く学ぶ機会が提供されます。参加者は自らのビジネスアイデアやビジネスモデルの市場性を評価し、顧客の真の課題に答える製品・サービスを開発することを目指します。このプロセスを通じて、日本企業が陥りがちな技術依存から脱却し、実際に需要に応じたソリューションを考える力が育まれるでしょう。
プロトタイプ開発
事業開発が一段落した後は、7月から10月にかけてプロトタイプ開発期が設けられます。ここでは、2週間ごとに開催される合同報告会を通じて、参加者同士やメンターからフィードバックを受けながら、自分たちのプロトタイプの改善を図ります。このような環境は、既存企業とスタートアップの双方が互いに切磋琢磨し、新たなイノベーションを生む基盤となることでしょう。
対象者と応募締切
「kansAI0.6」の参加者は、AI、IoT、データサイエンス分野でのビジネス創出を志す企業家や経営者などを対象としています。応募の締切は3月28日(水)。場所は、4月中旬にオープンするコワーキング・イベントスペース「Scribble Osaka Lab」で、時間は平日の木曜夜間(18:30〜21:40)に設定されています。企業の社員でも参加しやすい環境が整っています。
プログラムの支援と運営
プログラムには、神戸大学の小澤誠一教授を筆頭に、データサイエンスやAIの専門家たちがメンターとして参加し、多角的な支援が行われます。そのため、参加者は実践的な知識や技術を学びながら、創造的な事業を生み出す力を身につけていきます。
さらに、プログラムの運営を補助する学生アシスタントも同時に募集しており、入賞への道も開かれています。
これからの社会で求められる「データサイエンス人材」の育成に力を入れる株式会社eftaxは、既に社会人向けのデータ分析教育講座を定期的に実施しており、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座」の認定を関西でいち早く取得。これにより、社会のニーズに応じた力強い教育が進められていくことでしょう。
まとめ
AIやデータサイエンスの分野で新しい事業を創出したい方は、ぜひ「kansAI0.6」に応募してみてはいかがでしょうか。このプログラムがきっかけで、多くの企業が展開する新技術をご覧いただけるかもしれません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 eftax
- 住所
- 兵庫県尼崎市昭和通3-90-1尼崎K.Rビルディング5階
- 電話番号
-
06-6423-8240