新12ビットオシロスコープ
2019-11-12 15:07:39

Digi-Keyが新たに12ビットオシロスコープのWaveSurfer 4000HDシリーズを発表

Digi-Key、WaveSurfer 4000HDオシロスコープを新たに提供



米国ミネソタ州シーフリバーフォールズを拠点とするDigi-Key Electronicsが、革新的なオシロスコープの新シリーズ「WaveSurfer 4000HD」を正式に発表しました。この製品は、業界初の12ビットの垂直分解能を常時提供するもので、エンジニアにとって非常に重要なツールとなります。特に、IoTや自動車関連の技術、スイッチモード電源、その他の制御システムのデバッグにおいて、信号の詳細なデータを必要とする時代に対応しています。

WaveSurfer 4000HDの特長



新シリーズのWaveSurfer 4000HDは、200MHzから1GHzの帯域幅をサポートし、各チャネルで最大5GS/sのサンプリングレートを提供します。また、最大12Mptsのアクイジションメモリを有し、インターリーブ使用時には25Mptsにまで拡張可能です。これにより、ユーザーは複雑な波形を高精細で表示でき、デバッグでの精確な計測が可能となります。

さらに、このオシロスコープは12.1インチのタッチスクリーンディスプレイを装備しており、波形をクリアで鮮明に表示します。これにより、エンジニアは簡単に直感的に操作することができます。特筆すべきは「HD4096」技術を採用している点で、これにより12ビットの高い分解能を実現しています。この技術は、信号対ノイズ比の高い入力アンプや高サンプリング率の12ビットADC、さらに低ノイズのシステムアーキテクチャを組み込んでおり、従来の8ビットオシロスコープに比べ、なんと16倍もの詳細な描写が可能です。

Digi-Keyとテレダイン・レクロイのパートナーシップ



Digi-Key Electronicsのグローバル・サプライヤー・マネジメント担当のデビッド・シュタイン氏は、「Digi-Keyがテレダイン・レクロイの新製品を取り扱えることを非常に嬉しく思っています」と語ります。彼はまた、設計やテストエンジニアが新しい12ビットの高精細オシロスコープを利用することで、ますます複雑化するシステムのデバッグが容易になると期待しています。テレダイン・レクロイのマーケティングディレクターであるケネス・ジョンソン氏も、Digi-Keyとの連携を通してWaveSurfer 4000HDの認知度が向上することを願っています。

まとめ



Digi-Keyが提供するテレダイン・レクロイのWaveSurfer 4000HDオシロスコープは、現代の要求に応える優れた選択肢です。詳しい製品情報やオーダーに関しては、Digi-Keyの公式ウェブサイトで確認できます。これにより、エンジニアたちは最先端のツールを手に入れることができ、より効率的な設計および開発の実現が期待されます。

Digi-Key Electronicsは、800社以上のメーカーから提供される920万点以上の電子部品を取り扱い、そのうち180万点以上が即日出荷可能です。技術サポートも24時間体制で行われており、エンジニアやデザイナーの強力なサポートとして機能します。詳細はこちらをご覧ください。

会社情報

会社名
Digikey
住所
701 Brooks Avenue South, Thief River Falls, MN, U.S.A
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。